格闘技徒然草

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★UFN58:第10試合・アントニオ・カーロス・ジュニオール vs. パトリック・カミンズ

ライトヘビー級。
TUFブラジル3ウィナーのカーロスJr.は柔術黒帯。茶帯時代にムンジアルを制している。TUF決勝ではキックボクサーのミランダをテイクダウンから攻めて判定勝ち。TUFはヘビー級の開催だったが、本来ライトヘビーで戦ってきており、今回から階級を戻している。MMAキャリアはまだ4勝0敗。
ラシャド・エヴァンスの代役としてMMA4勝0敗の戦績でコーミエとの対戦が組まれたカミンズ。エリートレスラーで、さすがにコーミエには一方的に敗れたが、その後2戦はテイクダウンを活かして圧勝。ローカルTUFウィナーの相手としてはなかなか厳しいカードを組んだ。
四つからテイクダウンしたカミンズ。カーロス、ガードから足関へ。膝十字。潰されたカーロスだがカーフスライサーから逆足のアンクルも狙っていく。しかし立って逃れたカミンズ。ガードに入っていってパウンド。また足関に行くカーロスだが凌がれてパウンドをもらう。ガードに戻した。パウンドからパス。ガードに戻すカーロスだがまたパウンド。ホーン。
1Rはカミンズ。
2R。カーロスのタックルをがぶって潰したカミンズ。バックに回りパウンドを入れていく。ガードに戻したカーロスだがなおもパウンドを打ち込むカミンズ。ガードからまた足関に。ヒール。抜かれた。パウンドからパスしてサイドについたカミンズ。ガードに戻すとスクート。しかしまたガードに飛び込んでパウンド。またスクートになり、すきを突いて立ったカーロス。打撃を打ち込むがガードされている。パンチで出たところにカミンズのカウンターのタックルで下に。スクートでの蹴りがローブローになりタイムストップ。しかし再開直後にホーン。
2Rもカミンズ。
3R。カミンズのタックルを切りきれずに亀になったカーロス。仰向けになりハーフ。カミンズパウンド。また足関を狙おうとするが失敗。ガードに戻すもののパウンドを打たれ続ける。消耗しているカーロス。バックからチョークを狙われ、仰向けに戻すもののマウントを取られている。ケージを蹴って脱出。立ったカーロス。バックに回ると投げてバックマウント!残り30秒で大逆転のチャンス。しかしカミンズもしっかりディフェンス。チョーク→腕十字と狙ったが読まれていて決まらずタイムアップ。
三者ともフルマークでTUFウィナーがUFCデビュー戦完敗。