格闘技徒然草

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★UFC182:第8試合・堀口恭司 vs. ルイス・ゴーディノ

フライ級。
堀口はUFCデビュー以来4連勝。現在2名のみとなった日本人ランカーの一人。前回はクリス・カリアソと対戦予定だったがカリアソがタイトルマッチに昇格したため格下のレジェスとの対戦に。今回も下位ランカー(その後ランク外に)のゴーディノが相手。格上との対戦のチャンスがもらえないというより、優位な相手との試合をあてがってもらえている。だからこそ勝たなければいけない相手。
伝統派空手のバックボーンを持つ堀口に対し、ゴーディノは極真空手四段。UFCの2勝はいずれもギロチンによる一本勝ち。
堀口はいつもの構えと距離。お互いロー。距離があり両者打撃が届かない。ゴーディノのローをもらってバランスを崩した堀口。前に出たゴーディノに右。さらに左ミドル。飛び膝はガードされた。前に出たゴーディノに右フックを放つがかわされる。また距離を取る堀口。パンチから前蹴りを打つ。右ミドル。ゴーディノはガードを固めている。堀口のパンチをかわして左を打ち込む。堀口くんで押し込む。テイクダウンを狙ったが堪えたゴーディノ。ホーン。
差はそれほどないが1Rは堀口。Sherdogのジャッジは堀口・ゴーディノ・イーブンと三者三様。
2R。堀口の右がヒットしぐらついたゴーディノ。飛び膝を放つがこれはヒットせず。前に出た堀口はパンチからテイクダウンを狙うが、ゴーディノはスタンドで肩固めに捕らえる。外した堀口がケージに押し込み。パンチを入れて離れる。パンチから右ハイがヒット。ゴーディノのハイを交わしてパンチを打ち込む堀口。ローをキャッチしてテイクダウンした堀口。パウンド。ホーン。
2R堀口。完全にペースを掴んだ。追い込まれたゴーディノが何か仕掛けてくるかどうか。
3R。パンチで出たゴーディノ。足払いを狙った堀口だがゴーディノがパンチを打ち込み距離を取る。堀口のパンチをショルダーブロックしたゴーディノ。右ミドルがヒット。ゴーディノが蹴りを返すが届かず。ローを蹴るゴーディノ。距離を取って時折パンチを入れ合う。両者クリーンヒットがない。ゴーディノ、左を打ち込むとそのまま組み付いてギロチン!しかし堀口は背筋を伸ばして決めさせず。ケージまで押しこむと離すゴーディノ。ホーン。
やや堀口か。
29-28、30-27×2の3-0で堀口勝利。
研究してきたゴーディノだが、堀口攻略はならず。ただ事前に堀口が圧倒的有利と見られていたことを考えると、そこまでの差はつけられなかった。