格闘技徒然草

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★UFN59:第9試合・ノーマン・パーク vs. グレイソン・チバウ

ライト級。
メインに登場するマクレガーと同じアイリッシュのパーク。TUF Smashesの優勝者で、UFC4勝0敗1分け。前回はUFC再デビュー戦の小谷に圧倒して2RKO勝ち。本来はランカーのホルヘ・マスヴィダルと対戦予定だったが、マスヴィ欠場でチバウとの対戦に。
チバウはUFC現契約選手で最多となる24戦目。ライト級では最多の15勝を上げている。重いパンチとテイクダウンが武器で、ランキングに挑む選手の壁になっている。パークにとっては真価が問われる試合。
体が一回り太いチバウ。ジャブを入れるパーク。お互いパンチを放つが届いていない。パークタックルに入るが読まれて止められた。膝を貰う。重そうなパンチを振り回すチバウだが空振り。パークのヒット数が上回っているが差は僅か。またタックルに来たパークを止めたチバウ。膝を入れる。離れた。ホーン。
僅差の1Rだがやや手数が多かったパークか。Sherdogのジャッジも2者チバウ、1者パークで割れてる。
2R。パンチから組み付いて押し込んだチバウだが離れた。パークは距離を取ってのジャブ。足にもパンチ。パークまたタックル。しかし止められる。離れた。パークのローに合わせてチバウがレッグダイブ。テイクダウン成功。しかしケージ際で立ち上がったパークが逆にテイクダウン狙い。入れ替えて押し込むチバウ。ダブルレッグでテイクダウン。また立ったパークだが残り1分。一連の攻防でスタミナを使ったパークは顔を歪める。チバウは押しこんで膝。離れた。パークの最後のタックルも凌がれホーン。
2Rはチバウ。
3R。打撃からタックルに入るパークだが、テイクダウンは100%防がれている。打つ手がなくなってきたパーク。ただ打撃の手数で上回っているという見方もあるか。パークのタックルにチバウギロチン。外して離れた。またパークタックル。ケージに押し込んで倒せないが、離れ際にヒジを入れる。パンチを入れるパーク。組み付くと四つから一本背負い。しかしスッポ抜けて亀に。押さえこませずすぐ立った。パンチで出てタックル。ホーン。
3Rは手数でパークだが…。
29-28チバウ、29-28パーク、29-28チバウ。スプリットでチバウ勝利。
まあ妥当。1Rはどちらとも取れたし、どっちが勝ちでもおかしくなかった。
チバウは16勝で、通算勝利数でGSP、マット・ヒューズに続いてUFC史上3位タイに。