ミドル級5分5R。
ローキックをガードされスネを折る重傷からの13ヶ月ぶりの復帰戦となるアンデウソン。ワイドマンには連敗したが、衰えなのかワイドマンとの相性なのかはわからなかった。
ディアスは初のミドル級での試合。計量はリミットより0.5ポンドオーバー（規定内）でクリア。コンディットにはアウトボクシングでポイントを取られ、GSPにはテイクダウンを奪われて現在連敗中。オッズではアンダードッグだが、殴り合いになればわからない。体はちょっと緩めに見える。
入場。表情はリラックスして見えるアンデウソン。
両者グローブを軽くタッチ。ノーガードのディアス。アンデウソン最初は様子見か。距離を取る。軽くロー。前に出て右！ディアスもらったが打ってこいと挑発。何事かつぶやいている。自ら寝転がる。立った。今度はケージ際まで移動して打ってこいと挑発。アンデウソン付き合わず中央に戻る。アンデウソンワンツー。組んだ距離でパンチを入れるディアスにアンデウソンも返す。離れた。ディアスロー。ボディストレート。ディアス撃ちこんできた。アンデウソンもノーガード！打たせる。ちょっと距離が離れてローを入れるアンデウソン。出てきたディアス。アンデウソン下がってパンチを入れると逆に出て詰めた。飛び膝。ディアスのパンチを貰うがアンデウソンのパンチもヒット。喉輪から右を顔面に打ち込む。バックキックを放つディアス。ホーン。
1Rはアンデウソン。ディアスもらっているがいつも通りとも言える。ディアスのヒットしたパンチがどれくらい効いているのか。後半はディアスにちょっと余裕がなくなって見えた。
2R。すぐオクタゴン中央にダッシュしたディアス。蹴りのフェイント。アンデウソンは前蹴り・関節蹴り。ディアス間合いに入らない。アンデウソンはディアスが少し近づいたところに蹴り。ローを3発入れたディアス。ひたすらロー。アンデウソンもパンチのフェイントからロー。ディアスタックル！意表をついたが距離があったために切られた。すぐ立つ。ディアスキックを放つが間合いの外でヒットせず。アンデウソン肘。ディアスの左がヒット！間合いが近くなった。アンデウソンが前に出て右肘からの左ロー。アンデウソン右ミドル！残り30秒。アンデウソン左手でクリンチするがディアスがそこにパンチを打っていく。ホーン。
1Rに比べると僅差。ややアンデウソンか。
3R。左目をカットしているディアス。アンデウソン関節蹴り。右からの左ロー。ディアス右足のローが効いたかスイッチしてオーソに。また何か挑発するディアス。アンデウソンは距離をとって仕切り直し。また関節蹴り。サウスポーに戻すディアス。遠距離からパンチを入れていくアンデウソン。ディアスはガードを固める。出てきたアンデウソン。飛び膝。距離が詰まるが喉輪で距離を取るアンデウソン。ディアス手が出ないが待っているのか出せないのか。パンチを貰った。アンデウソンもパンチを返す。前に出たディアスにアンデウソンのカウンターがヒット。バックスピンキックは空振り。ホーン。
3Rもアンデウソン。ディアスの心理状態はどうなのか。ポイント勝ちなどは最初から狙っていないだろうが。
4R。アンデウソン自分の距離をキープし関節蹴り・ジャブ。ディアスのローに右を合わせた。アンデウソンが距離を詰める。ディアスサークリング。手数が少ない。アンデウソンパンチから左ロー。出てきたディアスに首相撲。すぐ引き剥がしたディアス。蹴りを放つディアスだが間合いの外。アンデウソン距離を取りパンチの間合いにならない。ホーン。ディアス両手を上げて何事かアピール。
ファイナルラウンド。蹴るアンデウソン。ディアスはパンチで打ってこいと挑発。アンデウソンジャブを打ち込む。ディアス出て左をヒットさせるがアンデウソン組み付いて止めると引き剥がした。また関節蹴り。ディアスパンチで出たがアンデウソンの右をもらった。アンデウソンケージ際まで追い詰めてパンチ連打。飛び膝からバックスピンキック。これはヒットせず。遠間からパンチを入れていくアンデウソン。残り時間わずか。ディアス飛び蹴りを放つが空振りで、アンデウソンがホーンと同時に勝利をアピール。ディアスも両手を上げる。
49-46、50-45×2でアンデウソン勝利。仰向けに寝転んで号泣するアンデウソン。ディアスがアンデウソンの勝利を称える。
神、家族や友人に感謝の弁を述べるアンデウソン。
階級差もあり完勝だったアンデウソンだが、これでワイドマンに勝てるかと言ったら別の話。
