格闘技徒然草

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★UFC186:第2試合・ジェシカ・ラコージー vs. ヴァレリー・ルターノー

女子ストロー級
TUF18準優勝のラコージー。ボクシングWBC王者からMMAに転向したが、転向後3連敗。4戦目で勝ったもののドラッグテストに引っかかりNCに変更になっている。MMA戦績はUFC契約選手中最低の1勝4敗。ただし、TUFでは準決勝でランキング15位のラケル・ペニントンを破っている。TUF決勝から約1年半のブランクをおいてストロー級での復帰となった。
地元カナダのルターノーも昨年6月のUFCデビュー戦はバンタムだったが、今回ストロー級に落としている。バックボーンはキック。
かなり絞りこまれているラコージー。パンチからタックル。そのまま押しこむ。一度離れたが、また組み付くと投げてテイクダウン。しかしルターノーは脇に差されたラコージーの腕を小手に巻いて肘を極めに行く。そのまま三角にクラッチ。肘がかなり極まっているように見えたが女子の関節の柔らかさか凌ぐラコージー。ルターノーが上になるがリバースしたラコージーがパウンド。さすがにパンチは強い。ハーフからヒールを狙うルターノーだがクリアしたラコージー。ルターノーのニーシールドをパスすると袈裟固め。ルターノーが反転して上になったところでホーン。
極まりかかった関節技があるのでルターノーのラウンドだと思ったがジャッジが極まらなかったサブミッションをどれだけ評価するか。
2R。ボクシング世界王者相手にジャブを打ち込むルターノー。さらにローからハイ。ラコージーまた組み付いてテイクダウン狙い。倒せず膠着気味。引き剥がしたルターノー。パンチ・蹴りで打撃戦をする。ラコージーも打撃を返している。ホーン。
2Rはグラウンドにならず、ほぼ互角の打撃戦。
ラコージーの右目が大きく腫れていてドクターチェック。続行。
3Rいきなり打撃戦。ルターノーの左ハイがヒット。よろけたラコージーだがまた組み付き。押し込んで膝を入れたが離れる。打撃戦から組んで投げを狙ったラコージーだがルターノーこらえる。また押しこむラコージー引き剥がした。打撃でルターノーが優勢になり始める。パンチ連打ヒット。ラコージーは組みついてやり過ごす。離れた。残り10秒でテイクダウンしたルターノーがマウント。パウンドを落とすがホーン。
29-28×2、30-27の3-0でルターノー勝利。2戦続けて地元カナダの女子選手が判定勝ち。