ウェルター級だったが、ゴンザレスが計量で4ポンドのオーバー。キャッチウェイトに。直前の参戦なので情状酌量の余地はあるが。
ムエタイバックボーンのシウバはUFC再契約後1勝1敗で迎えた前回のドリュー・ドーバー戦で、シウバの決まっていないギロチンでレフェリーが試合を止めてしまった。その時はシウバの一本勝ちが宣告されたが、のちにノーコンテストに変更されている。ギロチンは決まらないにしても、優勢に試合を進めていただけにシウバにとっても痛いレフェリングミスだった。本来はライト級。
UFCデビュー戦のゴンザレスはWSOFで2勝1敗。その1敗がキャリア唯一の敗戦で、相手はのちにライト級王者ジェスティン・ゲイジーに挑戦したルイス・パロミーノ。ライト級とウェルター級の両方で試合をしている。
今日もパンクラスで日本に来た時に買ったであろう「日本」ハチマキで入場するシウバ。意味はわかっているのだろうか。
体格的にはシウバの方が大きい。シウバタックルに。尻餅までつかせたが、ゴンザレスがスイッチから上になりがぶる。振りほどいたシウバ。またスタンドの打撃戦に。スタンドで膝を打ち込んでシウバだが、ゴンザレスがテイクダウン。下からヒールを仕掛けたシウバだが潰して上になるゴンザレス。パウンドを落とすが蹴って距離を作ったシウバが立つ。スピンキックを見せたシウバだが打ち終わりのゴンザレスのタックルで下に。ホーン。
微妙だが上になっていた時間の長さでゴンザレスか。Sherdogのジャッジも割れてる。
2R。タックルに入ったシウバだがゴンザレスが受け止めて押し込み。ケージ際で肘を入れて離れる。動きが落ちているゴンザレス。減量失敗でのスタミナ切れか。またシウバのタックル。押し込み。ダブルレッグに切り替え、抱え上げてテイクダウン。ハーフ。マウントを狙ったがゴンザレスが反転して上に。三角を狙うもクリアされる。しかしまた下から蹴り離して立った。組み付いてきたゴンザレスだがシウバ切るとバックに回る。細かいパウンド。ホーン。
2Rはシウバ。
3R。組み付いていくゴンザレスだが両脇を差された。離れたシウバ。パンチを打ち込んでくるゴンザレスにカウンター。前に出たゴンザレスがパンチを打ち込むとそこから膝。嫌がって亀になったゴンザレス。シウババックにつくとフェイスロック。両足が差し込んでおらず、そこから腕十字に移行するが、前に落とされゴンザレスが上を取る。残り1分。細かいパウンドを落としていくゴンザレスにシウバはヒール狙い。回転して逃れたゴンザレスがスタンドでバックにつくが、抜けて逆にバックを取るシウバ。残り時間がなく、離してパンチ連打を打ち込んだところでタイムアップ。
1,3Rが微妙なのでどちらもありえる。
30-27×2、29-28の3-0でシウバ勝利。ハチマキが逆さだが。
