格闘技徒然草

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★UFC on FOX18:第9試合・タレック・サフィジーヌ vs. ジェイク・エレンバーガー

ウェルター級。
最後のStrikeforceウェルター級王者サフィジーヌ。UFC初戦はイム・ヒョンギュを圧倒するも驚異の粘りの前に判定決着。2戦目は成長著しいローリー・マクドナルドに一方的に打ち込まれ完敗。負傷して昨年は試合が出来ず、1年4か月ぶりの試合。
かつてのトップ選手・エレンバーガーだが、ここ5戦で1勝4敗。まだ30歳だが、ダメージの蓄積なのか、すでに世代交代の波にさらされている。
1R。打撃から首相撲に捕らえて膝を入れるサフィジーヌ。引き剥がしたエレンバーガー。距離をとっての打撃戦。エレンバーガーの右が入って動きが止まったサフィジーヌ。出るエレンバーガーだがクリンチで凌いだサフィジーヌ。離れる。エレンバーガーがプレッシャーをかける展開だが両者手数が少ない。ホーン。
右を一発効かせた以外なら全体を通してサフィジーヌ優勢だったが、あの一発だけでジャッジが引っくり返るかどうか。
2Rに入ってサフィジーヌが圧を強めてきた。ジャブがヒット。さかんにスイッチしながらパンチを打ち込む。しかし両者見合いが続く。その上サフィジーヌのローブローで中断。再開。距離を詰めてくるエレンバーガーに対し、パンチをかわしてカウンターを打ち込んでいくサフィジーヌ。終盤テイクダウンしたエレンバーガーだが、すぐ立たれてホーン。
2Rサフィジーヌ。
3R。手が出ないエレンバーガー。サフィジーヌが単発の打撃を当てていく。スイングしない内容にブーイングが大きくなる。サフィジーヌは逃げ切り態勢。テイクダウンを狙ったエレンバーガーだが、サフィジーヌ切ってバックに回る。フェイスロック気味に絞める。外したエレンバーガーだが時間がない。立ってパンチを打ち込むがタイムアップ。
判定三者ともフルマークでサフィジーヌ勝利。