格闘技徒然草

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★UFN84:第3試合・ダニエル・オミランチェク vs. ジャージス・ダンホ

ヘビー級。

ポーランドのオミランチェクはUFC2勝2敗。ムエタイの国内王者で、UFCではKO勝ちか、スタミナ切れでのグダグダ判定負けかという典型的なメガトンファイター。ヘビー級の下の方の選手はUFCでも非常にレベルが低いが、オミランチェクはその中でも最下層レベル。

ドイツのダンホはこれが初参戦。MMA6勝1NCで6勝はすべてKO勝利だが、戦績がすべてヨーロッパのもので、相手のレベルも不明のため、とんだ一杯食わせ物の可能性も高い。

両者の佇まいからもうメガトン臭が。ダンホがパンチでガンガン出て行く。アッパーがヒット。ケージに押し付けて膝。引き剥がしたオミランチェクが離れ際にパンチを打ち込む。左ミドルがボディに入りダンホ効いた。さらにパンチで攻めるが、ダンホまた押し込む。膝の打ち合い。離れてパンチを打ち込むダンホ。またすぐ押し込み。展開がなくブレイク。パンチで出たダンホにオミランチェクタックル。受け止めたダンホ。入れ替えてまた押しこむと至近距離でパンチを打ち込む。またブレイク。しかし時間がなくホーン。

1Rは互角だがパンチやミドルを効かせたオミランチェクか。

2R。ダンホ疲れた?動きが落ちてる。オミランチェクが先に手を出していくが、こっちも疲れてる。3R終盤のようなふらつきながらの殴り合い。オミランチェクがパンチで飛び込むが、スピードがなく距離を取られる。しかし押されてスリップ気味に倒れたダンホ。上になり殴るオミランチェク。ダンホ立とうとする。バックから3点ポジのダンホの頭に膝を入れてしまうオミランチェク。レフェリーから口頭注意。再開。前蹴りを打ち込むオミランチェク。嫌がって背中を見せてしまうダンホ。後ろから殴るオミランチェクだが、ダンホ離れてしのいだ。ホーン。

2Rはオミランチェク。

3R。ロー・前蹴りを入れるオミランチェクだが疲れで足が上がらず前蹴りがローブローになる。特にダメージはなく続行。ダンホは距離を詰めてパンチを打ち込む。そのまま前に出ると膝。膝を入れたダンホがしゃがみ込む。オミランチェクのアッパーが当たった模様。そこまでダメージがあったようには見えなかったが。タイムストップ。ダメージなのか疲れなのか、つらそうなダンホ。レフェリーのチェックが入る。ダンホが続行不能をアピールし試合終了。

アクシデントによる試合終了のため負傷判定に。

29-29、28-29、28-29のマジョリティでオミランチェク勝利。ダンホはダメージより心が折れていた感じ。