格闘技徒然草

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★UFN84:第4試合・ノーマン・パーク vs. ルスタン・ハビロフ

ライト級。
TUF Smashesウィナーのパークは4連勝の後、ランキング手前でグレイソン・チバウ、フランシスコ・トリナウドのWブラジリアンに連敗。前回は判定勝ちで連敗を止めここまで5勝2敗。ランカーではないもののもうすぐトップ15までは来ており、この試合順に組まれているのは不可解。
コンバットサンボ世界王者のハビロフは、UFCデビュー戦でジャーマンでのKO勝利で鮮烈な印象を残し、そのまま3連勝。初メインでベンヘン相手に互角に戦っていたが、最後はチョークで完敗。前回はアドリアーノ・マルチンス相手に消極的な試合ぶりでスプリット判定負け。3連敗だとリリースもありうる。
まずは打撃戦。両者距離を取って牽制。プレッシャーをかけていくハビロフ。シングルレッグからバックを取ると、バックドロップで投げる。すぐ立つパークだがハビロフはバックをキープ。しかし正対した。投げを狙ったハビロフだがパークはこらえる。離れた。ハビロフの右アッパーがヒット。パークは左ミドルから飛び膝。ハビロフのタックルで頭が当たりタイムストップ。再開。ハビロフが鋭いパンチを打ち込む。からのシングルレッグ。こらえたパークだがスタンドでバックに回られる。膝をついたパーク。正対。ホーン。
1Rはハビロフ。ライト級史上2位のテイクダウン防御率を誇るパークだが、テイクダウンは防いでもスタンドでバックを取られてしまう。
2R。パークが間合いを詰めてきた。左を打ち込む。ケージ際まで下がるハビロフ。打撃で主導権を握るパーク。ハビロフ、右目尻から出血。ロー・ミドルを打ち込むパーク。ハビロフパンチから組みつくが引き剥がされる。距離を取ってのジャブに切り替えたハビロフ。今度はパークがシングルレッグに。こらえて離れたハビロフ。虚を突いてダブルレッグ。テイクダウン!残り45秒。肘を一発入れたハビロフだが手数が少ない。パークはハイガード。ハビロフ立ってスクート。ホーン。
判断が別れるラウンドだが、終盤のテイクダウンでハビロフが取ったか。
3R。打撃戦。パークがパンチで出てタックル。切れずにテイクダウンを許したハビロフ。立とうとしたところでバックマウントを取られる。パークはチョークに。ハビロフ防ぐと反転。立とうとしたパークから逆にバックを取ると投げてテイクダウン。ガードを取るパーク。ハビロフは密着したままパウンド。ハーフで潜ろうとするパークだがハビロフ潰して殴る。ガードに戻したパーク。ハビロフは頭を起こさない。距離を取って立とうとしたパークだがまたバックを取られる。座った状態でバックから殴られる。ハビロフジャーマンを狙うがパークも警戒していて座って防ぐ。しかしバックを取られたまま逃げられない。タイムアップ。
3Rハビロフ。
三者29-28でハビロフ勝利。2Rはパークか。3Rも際どかったがハビロフが接戦を制した。