格闘技徒然草

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★UFN85:第2試合・ロス・ピアソン vs. チャド・ラプリス

ライト級。
ファイトパスプレリムメイン。TUFウィナーのピアソンを持ってくるあたり、最近のファイトパス強化施策が継続している。当初はトゥルジーロがピアソンと対戦予定だったが、ピアソン負傷欠場により別の相手と対戦予定だったラプリスにカード組み換え。しかしピアソンはこのところ勝ったり負けたりで、オッズでもアンダードッグ。
ラプリスもTUF Nationsのウィナーで、UFCではデビュー以来3連勝していたが、前回初黒星。ともに前戦はフランシスコ・トリナウドと対戦し敗れている。
ラプリスが距離を取りジャブを入れる。ピアソンもパンチ・キックを打っていくがガードの上。両者間合いが遠いままの打撃戦が続く。ハイキックを放つラプリス。ピアソンは左フック・右ロー。手数に差がないまま残り30秒。両者回転を上げてきた。ホーン。
1Rはほぼ同じ展開の打撃戦で終わった。手数でややラプリスのラウンドか。
2R。リーチに勝るラプリスが距離を取って打撃を入れていく。ピアソンは右ロー。両者ともにペースを変えようとしないまま、同じ展開で時間が過ぎていく。ピアソンの右がラプリスの顔面をかすめる。ピアソンの左がヒット。残り1分。ラプリスが終盤手数を増やしていくがピアソンがパンチを返しホーン。
このラウンドも微妙。印象的な打撃はピアソンが多かった気がしたが。
3Rも同じペースの打撃戦が続くが、両者自分が勝っているという認識なのか。ラプリスは手数を出していて、ジャブでピアソンの顔が腫れてきているが、距離をキープし倒しにはいかない。ピアソンは右ストレートやローキックを打ち込んではいるが、効いている様子なし。残り30秒になって両者ラッシュ。差がないままホーン。
正直3R全部割れてもいいような内容。
30-27ピアソン、30-28ラプリス、29-28ピアソン。スプリットでピアソン勝利。
微妙な内容だし、ジャッジが割れるのは仕方がない。明確に取りに行かないと運任せのジャッジに結果を委ねることになってしまうのではと思うのだが、両者ともペースは変えなかった。