格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN85:第9試合・ダン・ケリー vs. アントニオ・カーロス・ジュニオール

ミドル級。
柔道で4度のオリンピック出場経験がある、オーストラリア版吉田秀彦のようなケリー。UFCでは前座戦線で3勝1敗と勝ち越してはいるが、内容は圧倒してのものではなく、中堅クラス相手でもきつそう。もう38歳と先は長くない。
TUFブラジル3ヘビー級優勝のACJことジュニオールだが、TUF後はパトリック・カミンズに完敗。柔術家だがスタンドレスリングに課題が残る。カミンズ戦では下から仕掛けていたがすべて防がれての判定負け。
ACJが打撃からタックルに。スタンドで背を向けたケリーの背中に乗りそのまま倒す。四の字バック。パウンドを入れながらチョークを狙う。なんとか防いでいるケリー。防いで入るがバックを取られて完全にコントロールされていて抜け出せない。パウンドを打ち込むACJ。残り10秒で腕十字に!しかしケリーがクラッチをキープしてホーン。
1RはACJ。
2R。打撃戦からACJのタックルは切ったケリー。ACJは飛び膝を見せる。ケリーが右手でACJの左手をホールドしながら殴る。ACJタックル。ケリーがぶると膝。離れた。ACJの右がヒット。打撃ではリーチもあるACJのパンチがヒットしている。しかしタックルは切ったケリー。バックに回った。殴る。立たせないように抑えながらコツコツパンチを入れていく。離れた。ACJお疲れ気味?しかしタックルからレッグダイブで倒すとすかさず背中に乗る。四の字バックされないよう足のフックを防いだケリーが振りほどいて立った。パンチで出るケリー。ACJは足を滑らせて倒れるが、ケリー付き合わずに立たせる。ホーン。
2Rはケリー。
3R。パンチで出るケリーに対し、ACJの拙いタックル。切られる。四つから膝を入れたACJだがローブロー。再開。ケリータックルでテイクダウンを狙ったがこらえたACJ。しかしACJのタックルはがぶられる。ケリーがバックに回ると仰向けになりハーフガード。しかしケリーパウンドラッシュ!ACJスタミナ切れなのか動けず打たれるまま。ノンストップで撃ちまくるケリー。レフェリーストップ!
1Rが10-8ならKOするしかなかったケリーだが、それがわかっていたのか勝負を決めに行った。