バンタム級。スターリングランキング4位、キャラウェイ8位。
昨年4月に水垣を破った無敗のライジングスターのスターリングだが、扱い的には悪く、次の試合が組まれたのが12月。契約を更新せず、FAとなって他プロモーションからのオファーも検討したものの、再びUFCと契約した。今回はメインカードではないが、ファイトパスプレリムのメイン扱い。レスリングがバックボーン。ランキング的には王座挑戦も近い。
キャラウェイも水垣と対戦しているが、こちらはスプリット判定負け。現ランカーで勝った相手は15位のワインランドのみだが、ワインランドが当時6位だったため、いつの間にか水垣より上位ランクになっている。20勝中一本勝ちが17あり、ほとんどがチョーク。
サイドキックを入れていくスターリング。スピンキック。距離を取って蹴りで攻める。スターリングシングルレッグ。ケージで耐えるキャラウェイだが倒されてバックをとられる。四の字バック。チョーク狙い。防いでいるキャラウェイだががっちりバックにつかれて抜けられない。スターリングはバックからフルネルソン。苦しそうだがタップは取れず。キャラウェイ背負って立つ。ホーン。
1Rはスターリング。テイクダウン後は反転も許さず圧倒。
2R。スターリングのタックルを切ったキャラウェイがギロチンを狙うが外して離れる。スターリング左ミドル。やや疲れが見えるスターリング。キャラウェイ組んで押しこむが膠着。離れた。距離を取るスターリングだがケージに詰められる。キャラウェイがタックル。足をすくってテイクダウン。ギロチン狙いからバックを狙う。スターリング下に。キャラウェイ首を狙う。防ぐのに精一杯のスターリング。ホーン。
2Rキャラウェイ。スターリングスタミナ切れでやばい展開。
3R。スターリング、ステップして蹴りを入れていく。キャラウェイのタックルは切った。スターリングの前蹴りにキャラウェイタックル。切りきれずに尻もちをついたスターリングだがスイッチでこらえる。立ったがキャラウェイしつこくタックル。腕を固めて後方に投げようとしたが失敗してただの引き込みになるスターリング。下から足を絡めて横三角にとらえたが外された。バックに回るキャラウェイ。背負って立ったスターリングだが外せない。最後に前転して外そうとしたスターリングだが外せずタイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでキャラウェイ勝利。2,3Rはキャラウェイだし、スターリングに入れるジャッジはない。スターリングMMA初黒星。1Rにスタミナを使いすぎたか、2R以降にあっさり失速した。
海外サイトのジャッジを見ると、28-28ドローが意外に多い。1Rずっとバックについていたスターリングが10-8だったというのはわかるが、2,3Rはキャラウェイだろうし、やはり29-28スターリングは納得出来ない。
