格闘技徒然草

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★PANCRASE279:第8試合・アキラ vs. 長岡弘樹

ライト級5分3R。アキラ1位、長岡3位。
五味の愛弟子だったアキラだが、この試合からフリーに。ワールドスラムT決勝で北岡に判定負けし、昨年10月に再起戦を行ったが、序盤にダウンを奪われ、後半盛り返して判定勝ちしたものの、反省の多い内容だった。
MMA55戦の大ベテラン長岡はワールドスラムTでは1回戦負けしたものの、その後4連勝。他のランカーの動向の影響もあり、ノーランカー相手の4連勝だったがランキングは3位まで上昇。1位と3位の対戦だけに、勝者が9月に行われるタイトル戦の勝者への挑戦に大きく近づく。
長岡タックル。切ったアキラ。バックについて殴る。長岡立つが押し込んでパンチを入れるアキラ。離れた。長岡が出てパンチを打とうとするところにアキラのパンチがことごとく入る。長岡またタックルに行くも切られる。1R三者アキラ。
2Rも同じ展開。アキラのパンチがかなり入っているが、長岡引かない。タックルはがぶるアキラだが、寝技には付き合わず離れる。2Rも三者アキラ。
3R。アキラのパンチが今まで以上に入るが打たれ強い長岡は出続ける。アキラも根負けすることなく打っていく。最後まで効いたそぶりを見せない長岡だが、優勢になる場面を作れないままタイムアップ。判定三者フルマークでアキラ勝利。
長岡、ゾンビのように一切効いた素振りを見せずに出続けたのはすごかったが、工夫なく出るだけで展開を変えられず。アキラは全く危なげない完勝だが、あれだけ打撃を入れながらもKOできなかったのは反省点。