格闘技徒然草

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★UFC on FOX21:第5試合・エンリケ・バルゾラ vs. カイル・ボクニエク

フェザー級
ペルーのバルゾラはTUFラテンアメリカ2ライト級優勝。決勝の相手は先日夜叉坊にKO負けしたオラシオ・グティエレスで判定勝ち。これがTUF後の初戦。
ボクニエクは今年1月のUFN81で試合3日前に負傷選手の代役としてUFCデビュー。健闘したが判定負けでMMA初黒星を喫した。TUFウィナーの相手にしてはレベルが低い。
距離をキープして蹴りを入れていくバルゾラ。しかし単発。パンチから首相撲の膝を入れる。ボクニエクタックル。テイクダウン成功。しかしマウントを狙ったところでバルゾラがリバースして立つ。打撃戦。ボクニエクの右がヒット。両者見合い。ホーン。
1Rは手数でバルゾラ。ただしダメージは特に与えてない。
2R。バルゾラのアッパーがヒット。前に出てきたボクニエクにタイミングよくカウンターのタックル。しかし倒せず離れた。相変わらず距離を取るバルゾラ。ボクニエク間合いに入れない。ボクニエク初めて連打がヒットするが、バルゾラ距離を取って凌ぐ。残り僅かでバルゾラタックルでテイクダウン。立ったボクニエクのバックを取りまた投げる。ホーン。
2Rもバルゾラ。
3R。ポイント計算ができているのかわからないが、ペースが変わらないボクニエク。見合いが多い。バルゾラも圧倒しているわけではないが、手数が減っているのは消耗しているのか攻める必要が無いと思っているのか。前に出たボクニエクにカウンターのタックル。いいタイミングだったが倒せず。蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙ったがまた倒せず。ローを打ち込むボクニエク。バルゾラはジャブで距離を測るだけで攻めこまない。前に出てきたボクニエクにアッパーを打ち込む。タイムアップ。
29-28ボクニエク、30-27バルゾラ、29-28ボクニエク。スプリットでボクニエク勝利。バルゾラは納得行かない表情。ブーイングも。
スタッツを見る限り3R通してバルゾラが手数で上回っている。テイクダウンがあった1Rはまだわかるが...。
今日はかなりジャッジが不安定。スプリットになった前の試合も、メディアスコアではマクレラン支持はゼロ。