格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN96:オッズ/予想と展望

ジョン・リネケル 2.05
ジョン・ダドソン 1.80

ウィル・ブルックス 1.38
アレックス・オリヴェイラ 3.20

ジョシュ・バークマン 1.43
マイク・オットー 2.90

ルイス・スモルカ 1.25
ブランドン・モレノ 4.25

ルイス・エンリケ 1.67
ヨアキム・クリステンセン 2.30

ハクラン・ディアス 1.54
アンドレ・フィリ 2.60

シャミル・アブドゥラヒモフ 1.83
ウォルト・ハリス 2.00

中村K太郎 1.63
エリゼウカポエイラ 2.40

ネイサン・マーコート 2.75
タムダン・マックローリー 1.41

ジョナサン・ウィルソン 2.25
イオン・クテラバ 1.61

コディ・イース2.50
カーティス・ブレイズ 1.53

ケリー・ファゾル1.87
ケトレン・ヴィエイラ 1.80

今回はプレリムがFOX SPORTS2、メインカードがFOX SPORTS1での放送で、いつものUFNと違い、メインカードの試合数は4試合となっている(通常は6試合)が、うち2試合でランカーが欠場して代役の初参戦選手との対戦に変更となっている。
メインはフライ級から転向したバンタム級ファイター・ジョン同士の対戦。リネケルが3位で、前回バンタム級から転向したばかりのダドソンは10位。
フライ級で計量失敗常連だったリネケルは、バンタム級転向後3連勝。前回はマイケル・マクドナルドを1RKOで下している。UFC9勝(2敗)中、5KOと、軽量級ながら倒せるパンチを持っている。
ダドソンはUFC7勝2敗で、2敗はいずれもDJとのタイトルマッチでのもの。2回目の挑戦は1回目以上に差がついていた。バンタム級転向は体重だけの問題ではなく、年下のDJが王座でいる限りフライ級王座は遠いと見てのことかもしれない。
ダドソンの武器は身体能力。ACLでの長期欠場後はかつての動きが見られなかったが、バンタム級初戦となった前回は、マニー・ガンバーリャンにゴング&ラッシュでぐらつかせ、倒れたところにパウンド百烈拳で秒殺KOという、持ち味を出した戦いぶり。
一発の重さではリネケル。ダドソンは常に動いて攻撃を回避しつつ、チャンスに攻撃をまとめたい。
ダドソン判定勝ち。
セミは前Bellator王者ウィル・ブルックスのUFC2戦目。初戦は中堅のピアソンからテイクダウンを奪うのに苦労し、3Rには手数で劣勢となり、判定29-28で勝ったもののインパクトは残せなかった。今回の相手はライトとウェルターを行き来する実力者・カウボーイ・オリヴェイラ。ノーランカーだがライト級ではランカーと遜色ない実力がある。TDDについてはピアソンほどではないので相性は悪くないはず。この試合でブルックスの実力が問われる。
FOXスポーツで放送されるプレリムの第1試合にUFC再契約後4戦目となるK太郎が登場。1年ちょっとで4戦目というのは、昨年の日本大会に出場した日本人選手の中では最多。今回は4戦目で初めてオッズでフェバリットとなっている。
相手のカポエイラは、ニックネームと裏腹にカポエイラ感はあまりなく、荒っぽく重いパンチが武器。昨年の日本大会のリー・ジンリャンと同様に、ボクシング技術ではK太郎が上だと思うが、一発で形勢逆転される危険がある。しかしパンチでの一発のみに気を付ければ怖い相手ではないので確実に仕留めたいところ。3勝すべてがチョークでの勝利となれば、UFCでも必殺技として認知されるはず。
第1試合開始は10/2朝8時15分より。速報します。