格闘技徒然草

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★UFN99:第11試合・ティモシー・ジョンソン vs. アレキサンダー・ヴォルコフ

ヘビー級。
D-2レスラーのティモシーはUFC2勝1敗。メタボ体型。ランキング14位。
UFCデビュー戦のヴォルコフは元Bellator王者。ヘビー級トーナメントで優勝し空位のタイトルを獲得したが、初防衛戦でヴィタリー・ミナコフに1RKO負け。その後3連勝したが、トニー・ジョンソンとシーク・コンゴにいずれもスプリット判定で連敗した。バックボーンは空手で、芦原会館の黒帯・極真の茶帯を持っている。
細身で長身のヴォルコフ、ジョンソンと同じ階級に見えない。パンチからテンカオを入れるヴォルコフ。ワンツー。首相撲に捕らえたがジョンソンパンチで引き剥がした。ヴォルコフパンチ連打を打ち込む。ケージに押し込んだ。シングルレッグで倒す。ジョンソン立ったがバックから殴るヴォルコフ。正対したジョンソンの右アッパーが入ってヴォルコフダウン!ジョンソンパウンド!ガードでなんとか凌ぐヴォルコフ。ジョンソン立ち上がりパウンドを落とす。ヴォルコフはダメージがあるのか凌ぐだけ。残り45秒でようやくケージを使って立とうとする。立った。テイクダウンを狙うジョンソンにブラウン肘を入れる。ホーン。
1Rジョンソン。
2R。ダメージはなさそうなヴォルコフ。じわじわ出る。パンチを振り回して出たジョンソン。右が入ってちょっとぐらつくヴォルコフ。パンチで出たがジョンソンに受け止められる。入れ替えて押し込むヴォルコフ。しかしまた入れ替えたジョンソンがテイクダウン。ケージを使ってすぐ立ったヴォルコフだが立ち際にパンチをもらう。入れ替えたヴォルコフだがケージ膠着でブレイク。ジョンソン飛び跳ねるように前に出てパンチ連打。ヴォルコフ距離を詰めるとタックルに来たジョンソンのボディにテンカオ。押し込むがジョンソン引き剥がして右!両者スタミナ切れなのか見合いが多い。ホーン。
2R微妙だがジョンソンか。
3R。ジョンソン飛び込んで右。両者見合いが続く。ヴォルコフ押し込んでケージ際でバックに回るが特に攻撃できず逃げられる。ジョンソンも2Rが微妙なだけに余裕はないはず。タックルを狙ったジョンソンにヴォルコフ膝。組んだジョンソンだがヴォルコフ入れ替えて押し込む。またケージ膠着。アッパーを入れて離れるジョンソン。サイドキック。メタボなのに動きがいい。ヴォルコフ前蹴り。右ハイ。ジョンソン飛び込んで右。残り1分。ジョンソンタックルで押し込んだ。入れ替えるヴォルコフ。ジョンソン投げてスタンドでバックに回るが正対したヴォルコフが引き剥がす。タックルに来たジョンソンをがぶるとパンチを入れる。タイムアップ。
2,3Rが微妙だがどうなる。
29-28ヴォルコフ、30-27ジョンソン、29-28ヴォルコフ。スプリットでヴォルコフが勝利を拾った。ランカーに勝ったことで層が薄いヘビー級のランキングには入ってきそうだが、タイトルまでたどり着ける気はしない。