ペイジ・ヴァンザント 1.71
ミッシェレ・ウォーターソン 2.00
セイジ・ノースカット 1.95
ミッキー・ガル 1.74
ユライア・フェイバー 1.20
ブラッド・ピケット 4.35
アラン・ジョーバン 2.00
マイク・ペリー 1.71
ルイス・エンリケ・ダ・シウバ 1.43
ポール・クレイグ 2.70
コール・ミラー 1.77
廣田瑞人 1.91
ブライアン・バーバリーナ 4.35
コルビー・コビントン 1.20
ジェイムス・ムーンタスリ 1.83
アレックス・モロノ 1.83
ジョシュ・エメット 1.43
スコット・ホルツマン 2.70
レスリー･スミス 2.85
アイリーン・アルダナ 1.38
エディ・ワインランド 1.41
水垣偉弥 2.75
ヘクター・サンドヴァル 1.48
フレディー・セラーノ 2.60
ボヤン・ベリチコビッチ 1.74
スルタン・アリエフ 1.95
地上波放送枠だけに、実力よりビジュアル優先のラインナップになった今年最後のFOXイベント。
メインは女子ストロー級。1年前のUFNで女子初のノンタイトルメインイベントに出場したPVZことペイジ・ヴァンザントだがローズ・ナマジュナスに完敗。しかし、その後ダンスのリアリティショー「Dancing with the Stars」に出演しファイナリストにまでなったことで知名度が向上。前回のFOXイベントで派手なKO勝ちをしたことで地上波メインに抜擢された。
相手はUFC2戦目のウォーターソン。ジェシカ・ペネを破りInvictaアトム級王座を獲得したが、エリカ・チブルシオに敗れて陥落（その後、チブルシオは浜崎朱加にタイトルを奪われている）。UFCではストロー級に上げて初戦は一本勝ちした。“カラテ・ホッティ”のニックネーム通り、アメリカン・フリースタイル・カラテの黒帯を持つ。実際には打撃のKOより一本勝ちが多い。
UFC1戦でランク外の相手に勝ったのみのウォーターソンだが、オッズでは拮抗。PVZも7月に二段蹴りでKO勝ちしたが、それまではランク外のベック・ローリングス相手に劣勢だったためか。ただ、組み技ならPVZに分があるか。階級下のウォーターソンとはフィジカルでも差がある。
PVZが後半一本勝ちと予想。
セミはともにDana White's Looking For A Fightで発掘された選手同士。最近実力不足が露呈しつつあるノースカットがアンダードッグになっているが、ガルもCMパンクには圧勝したものの、これまで3戦すべての相手がプロデビュー戦だったという、UFCにあるまじき戦績。相手が相手だけに底は見せていないが、底辺レベルとはいえちゃんとしたUFCファイターにもノースカットの方が上では。
日本人も二人出場。去年のRTUJ決勝以来となる廣田はその試合で負った負傷のため今年前半は試合ができず。フィリピン大会で組まれた復帰戦もイベントがキャンセルされるという不運。試合場所がホーム寄りのフィリピンからアウェイのアメリカに変わったこともあり、ややアンダードッグに。
長身で手足が長いグラップラーのミラーをいかに組みつかせずに殴っていけるか。攻略が難しい相手なので、リードされて逃げ切られる展開になると厳しい。まず1Rを確実に取りたい。
アーリープレリムメインでは、水垣が登場。試合前日に33歳になる水垣は、ここ4戦で1勝3敗で、前回は敗れている。戦績的にこの試合がリリースマッチになる可能性が高いが、それ以前に身体的な問題で勝っても続けられるかわからないとのこと。これが現役最後の試合になってもおかしくない。
相手のワインランドは水垣と同じくWEC時代から戦っているファイターで、こちらも連敗していたが、前回勝利したことで若干心に余裕がある。レスリングもやっていたワインランドだが、自らタックルに行くことは少なく、もっぱらタックルを切っての打撃勝負。水垣はタックルと打撃の二択で攻められる分、武器の数は多い。しかし最終的には打撃で上回った方が勝者になるか。
他にはユライア・フェイバーの地元での引退試合もセミ前に組まれている。
第1試合開始は18日朝5時半。水垣の試合は6時半前後、廣田の試合は9時前後になる予定。
速報します。
