格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC207:オッズ/予想と展望

アマンダ・ヌネス 2.35
ロンダ・ラウジー 1.65

ドミニク・クルーズ 1.45
コディー・ガーブラント 2.80

ファブリシオ・ヴェウドゥム 2.85
ケイン・ヴェラスケス 1.44

TJ・ディラショー 1.40
ジョン・リネケル 3.10

ルイス・スモルカ 1.87
レイ・ボーグ 1.95

ジョニー・ヘンドリックス 1.95
ニール・マグニ― 1.87

キム・ドンヒョン 1.77
タレック・サフィジーヌ 2.10

マイク・パイル 2.45
アレックス・ガルシア 1.61

アントニオ・カーロス・ジュニオール 1.74
マーヴィン・ヴェットーリ 2.15

ティム・ミーンズ 1.87
アレックス・オリヴェイラ 1.95

ブランドン・ザッチ 1.43
ニコ・プライス 2.90

現地では30日で、通常土曜日開催のUFCとしてはイレギュラーな金曜日開催。30日開催は、おそらく偶然だが2006年、2011年と5年ごとに行っている。なお、UFCは元日に開催したことが1度あるが、大晦日の開催はまだない。WSOFは今年の大晦日にイベント開催を予定している。
メインはロンダ・ラウジー1年ぶりの復帰戦。1年程度のブランクは良くあることだが、UFCはその間オクタゴン内外で激動し、王者も大半が入れ替わっているため、ロンダも若干過去の人という雰囲気が流れている。昨年ロンダを破ったホルムも次戦でテイトに敗れ、シェフチェンコに敗れて連敗。テイトもヌネスに敗れ、さらにペニントンにも敗れ、ライバルの復帰を前に引退してしまった。
ロンダにとってはキャリアで初めて年下の相手との対戦となる。オッズは挑戦者有利だが、過去のロンダの試合の中ではもっとも競ったオッズになっている。
ボクシング&柔術のヌネスは現在4連勝中。テイトとのタイトルマッチではパンチでダウンを奪いチョークで完勝した。
ヌネスの戦法は、同じボクサーのホルムがロンダを下したのと同じものだろう。距離を取り組みつかせず打撃を入れて削っていく。ロンダは組みついての強引な投げを狙う以外の引き出しが欠場中に増えているかどうか。欠場は負傷ではなくモチベーションの問題が大きかったようだし、技術的には変わっていないのでは。一方で、あっさり組みつくことに成功し、投げからの極めで簡単に勝利するという可能性もある。
ロンダが手こずりつつも、ダメージを受ける前にテイクダウンし一本勝ちと予想。
セミはバンタム級タイトルマッチ。王者クルーズは6年ぶりの年間3試合。クルーズにとっては過去もっとも年少の挑戦者となる。
ガーブラントはMMAキャリアはまだ10戦。うち5戦がUFCでの戦績だが、ランカーはアルメイダと水垣のみ。ここまで劣勢になる場面もなく勝ち上がってきているが、クルーズの牙城を崩せるかはわからない部分が多い。アルメイダを打撃でKOするボクテクがあるが、まともな打ち合いはしてこないクルーズにパンチがヒットするかどうか。これまで打ち合ってくれる相手としか戦ってこなかったガーブラントだけに、キャリアの差が出る試合になるのでは。
クルーズ判定勝ち。
セミ前は事実上の次期挑戦者決定戦。昨年6月にヴェウドゥムが勝利し、今年の2月にダイレクトリマッチが組まれていたが、ヴェラスケス欠場で流れた。ヴェウドゥムも5月の初防衛戦でミオシッチに敗れて王座から陥落している。
前回はメキシコの高地でヴェラスケスがガス欠に陥っての逆転負け。今回は3Rでスタミナ配分もしっかりするだろうし、ヴェラスケス有利と見る。
ヴェラスケス判定勝ち。
第1試合開始は31日朝9時から。メインカードは12時開始で、試合時間にもよるが、おおむね3時間程度。しかし、すべてフルタイムになった場合は午後3時を過ぎて同日のRIZINとバッティングする可能性がある。
速報します。