http://jp.rizinff.com/_ct/17024410
ギャビ・ガルシアの対戦予定の神取忍が肋骨骨折のため欠場となり、代役として神取忍のスパーリングパートナーを務めていた堀田祐美子が決定した。
正直、ギャビ vs. 神取はもっとも中止になって欲しいカードだった。世間の耳目を集めるために必要とは理解しても、リスクとデメリットがそれを上回る。だから神取の負傷欠場でホッとしたのだが、代役が堀田祐美子では、あらゆる点で下位互換でしかない。世間的な知名度で下回り、格闘家としての実績で下回り、試合に向けての準備の面でも下回り、事故のリスクだけが上回る。それでも注目度からギャビのカードは中止にするわけにはいかなかったか。
堀田は4年前DEEPでアマンダ・ルーカスと対戦し、アマレベルのルーカスの攻めを凌いで粘ったものの、攻めらしい攻めもできずに敗れている。あれからまったくMMAの試合に出ていないし、歳をとっているし、相手は前より大きくて技術がある。勝つ見込みも幻想もない。
神取にせよ堀田祐美子にせよ、歳を取っていてブランクがあるのだから、使うなら逆に体格的に優位に立てる相手でなければ成立しないだろう。
しかし肋骨骨折でドクターストップか。危険だから止めるという概念があったのが新鮮な驚きだった。49歳で試合の準備もしていない上に30kgの体重差がある選手と対戦させるのは危険と考えないのに。
