格闘技徒然草

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★UFN104:第9試合・オヴァンス・サンプレー vs. ヴォルカン・オズデミア

ライトヘビー級。
ランキング6位OSP。連敗中で最近4戦でも1勝3敗だが、前々回はJJとの暫定王座決定戦。負けてもリリースはないが、今回の相手はUFCデビュー戦のオズデミアなので負けられない。
本来15位のヤン・ブラホヴィッチと対戦予定だったが負傷欠場のため代役でUFCデビューとなったのがオズデミア。スイス人として唯一のUFC契約選手。MMA戦績はヨーロッパを中心に12勝(9KO)1敗だが、相手は無名ばかりで実力未知数。柔術の経験がありキックでは5勝0敗。オランダのゴールデングローリーでアリスターらとトレーニングしていたが、現在はブラックジリアンズ所属。
ミドル、ハイを蹴りこんでいくオズデミア。パンチで出る。OSPちょっと面食らったか押され気味。組んで押し込むオズデミア。膝を入れるオズデミアにオーバーフック内股でテイクダウンを狙ったがオズデミアこらえて離れる。オズデミアロー。またプレッシャーをかけるオズデミア。右ハイ。OSPサークリングして後退。四つに組んだが引き剥がしたオズデミア。オズデミア押し込むとなんとタックルへ。尻クラッチからテイクダウンを狙ったがOSPこらえる。OSPようやく前に出てきたがオズデミアがパンチを打ち込む。ロー。右を入れたオズデミア。ケージに詰めてラッシュ。OSP逃げるようにサークリングしてなんとか凌いだ。ホーン。
1Rオズデミア。
2R。OSPがパンチをヒットさせるがまたパンチで出てきたオズデミア。組み止めたOSPが内股で投げる。亀になったオズデミアのバックに付くがオズデミア立つと正対して離れる。ロー。カットできず効いてきてるOSP。OSPクリンチアッパーからパンチで出たがすでに疲れが見える。ミドルの蹴り合い。またケージに詰まったOSP。オズデミア右ミドル。OSPパンチが手打ち。オズデミアも畳み掛けられない。ホーン。
微差だが2Rもオズデミアか?
3R。オズデミアパンチを打ち込む。OSP組んで押し込みテイクダウンを狙ったが倒せず離れる。またオズデミアが打撃を入れていく展開。OSPのタックルを切る。ケージに詰めてパンチを入れていくオズデミア。OSPも打ち返しているが下がり気味。OSP手は出しているが前に出られない。OSPがボディを入れるとちょっと嫌がったオズデミアだが残り1分。OSPパンチで攻める。アッパーがヒット。動きが止まったオズでミアをケージに張り付けにしてラッシュ。オズデミアふらつきながらも距離を取って凌いだ。タイムアップ。
3RはOSP。新ユニファイドで3R10-8がつくかどうか。
29-28オズデミア、29-28OSP、29-28オズデミア。スプリットながらオズデミアがUFCデビュー戦でランキング6位のOSPを破るアップセット。
2R以降は失速気味だったし、OSPの調子の悪さの方が印象に残ったので、まだ上位でどれだけできるかはわからない。しかし、RIZINに来ている選手もそうだが、ヨーロッパにはまだ強い選手が眠っている可能性がある。