格闘技徒然草

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★UFN104:第10試合・エイブル・トゥルヒーロ vs. ジェイムス・ヴィック

ライト級。
トゥルヒーロはUFC6勝2敗1NCで、負けた相手は来月暫定王座決定戦を行うヌルマゴとファーガソンだけ。現在3連勝中(ただし、グレイソン・チバウ戦は1Rチョークで敗れた後、チバウの禁止薬物使用発覚で反則勝ちになっている)。173cmと小柄だがレスリングがバックボーンでライト級屈指のマッチョ。パワフルなパンチが武器。
地元テキサス生まれのヴィックは逆に191cmの長身。アマボクシング王者だがスタンドではアウトボクシングでのポイントアウトが多く、2回のフィニッシュはギロチンによる一本勝ち。UFC前座戦線で5連勝していたが、前回ベネイル・ダリウシュにKO負けで公式戦初黒星。
1R。距離を取るヴィック。遠い間合いから飛び込みを狙うトゥルヒーロ。しかしまだ間合いの外。さっそく焦れる観客。両者間合いに入らないまま1分。トゥルヒーロが飛び込んでパンチを放つが空振り。前に出たところでヴィックがアッパーを放つがかわす。ケージまで追い詰めたトゥルヒーロはタックルに。両足を抱え上げてテイクダウン。ヴィックは首をギロチンに抱えるが、ただ抱えているだけ。腰のあたりを抱えて立たせないトゥルヒーロだがヴィックケージを使って立ち上がる。離れた。ヴィックがワンツーミドルを打ち込む。残りわずかでパンチで出たヴィック。トゥルヒーロタックルで凌ぐ。ホーン。
微妙な1R。両者有効打が少なすぎるし、テイクダウンしたトゥルヒーロのラウンドか。
2R。トゥルヒーロ飛び込んで右を一発ヒット。ヒット&アウェイを繰り返す。ヴィックの飛び膝に左フックを合わせるトゥルヒーロ。ヴィックパンチから首相撲。テンカオ。トゥルヒーロ組み付いたがヴィックがサバ折りテイクダウン。ダース!回転して絞めていくが隙間があるか。しかし外さずそのまま上になる。ようやく外れたがサイドを取っているヴィック。ヴィックまたダース。しかし残り30秒。時計を見て外したヴィック。トゥルヒーロバックを取らせて立った。引き剥がす。ホーン。
2Rヴィック。後半の攻防でトゥルヒーロちょっと疲れたか。
3R。ヴィックの飛び膝が入りトゥルヒーロ効いた!追い討ちに行くヴィックだがトゥルヒーロパンチで凌ぐ。タックルに。しかし切ったヴィックががぶるとダース。タップアウト!