格闘技徒然草

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★UFN106:第5試合・セルジオ・モラエス vs. ダヴィ・ハモス

ウェルター級。
柔術世界王者モラエス。TUF決勝後は5勝0敗1分けで、打撃もそこそこできるようになっているが、ここ3戦は

  • アクメドフ戦→劣勢の3Rにパンチが入って初のKO勝ち。
  • シャゲス戦→代役でUFCデビューのシャゲスに1Rハイキックでダウンを喫し、後半グラウンドで攻めたがドロー
  • オットー戦→打撃戦で手数で負けていたがホームタウン気味のスプリット判定勝ち

と内容があまり良くない。今回もマックス・グリフィンと対戦予定だったが、グリフィンの負傷欠場により初参戦のハモスとの対戦に。
地元ブラジルのハモスは30歳でMMA6勝1敗。唯一の敗戦はBellatorに出場した時のもの。本来はライト級の選手だが、緊急出場で階級上の試合に。MMAのキャリアは浅いが、2015年のADCC77kg級で優勝しているトップグラップラー
1R。パンチを打ち込むハモス。モラエスは右オーバーハンドをヒットさせる。ハモス飛び膝。ちょっと手が出ない。モラエスも様子見ばかりで手が出ず会場からブーイング。その後も牽制の打撃のみが続いて1R終了。
1R手数ではややモラエスだが全体的に先に手を出していたのはハモスの気がする。
2R。また両者牽制だがモラエスちょっと手数を増やしてきた。ハモスのボディストレートがヒット。両者攻撃が単発。手数こそ増えたが倒す気がないような打撃戦が続く。残り15秒でタックルを見せたハモスだがモラエス切った。ホーン。
2Rも手数でモラエス
3R。やや圧を強めてきたハモスだがやはり手数が足りない。前に出て距離を詰めたがモラエスに間合いを離される。ワンツーをもらうハモス。ハモスはパンチからタックルを狙ったがモラエスの体に触れられず。モラエスは勝っている計算でもう攻める気なし。残り1分。展開変わらず。ハモス出てパンチを打ち込んだがモラエスのカウンターをもらい片膝をつく。タイムアップ。
三者30-27でモラエス勝利。ハモスは最後まで展開を変えなかったがまさか勝っていると思っていたのか。