格闘技徒然草

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★UFN111:第4試合・リー・リンジャン vs. フランク・カマチョ

ウェルター級。
中国人ファイターとして唯一UFCでも通用しているリンジャン。重いパンチを武器にここまで前座のみながら4勝2敗。K太郎にはパンチでダウンを奪った後、チョークで逆転負けしたが、その後は2連続KO勝利。前回で契約満了となったが、無事再契約を果たした。
ジャナサン・メニエと対戦予定だったが、負傷欠場で初参戦のPXCファイター・フランク・カマチョとの対戦に。
カマチョはPXCのレギュラー選手。ケージレスリングの強さでテイクダウンを防ぎパンチを打ち込んでいくスタイルで、PXCライト級では現修斗王者松本光史・DEEP王者K太郎・元パンクラス王者URAKENと、老舗3団体の王者に勝利。しかし粕谷優介にダウンを奪った後に組みつかれてチョークを取られ敗れている。減量が非常に厳しく、計量をクリアできないこともあったため、ウェルターに転向した。TUF16ではハウス入りを賭けた予選でニール・マグニーに敗れており、UFC参戦は悲願だった。
見合いからカマチョの右が入って大きくバランスを崩すジンリャン。追い討ちに行くがジンリャンもパンチを返し凌ごうとする。カマチョまた出た。組み付こうとしたジンリャンを引き剥がす。ケージに詰めて殴る。クリンチしたジンリャンだが引き剥がした。パンチで出きたカマチョにジンリャンタックルで組みつくが逆にテイクダウンしたカマチョ。しかし自ら立ってスタンドへ。ローを蹴っていくジンリャン。が、また右をもらった。ケージを背にしたジンリャンだがパンチを入れる。カマチョパンチで出たがジンリャンタックルを合わせる。切りきれずにスタンドでバックに回られたカマチョ。が、残り40秒。ジンリャンテイクダウンを狙うが倒されない。残りわずかで倒してチョークに入ったジンリャンだがホーン。
1Rカマチョ。
2R。プレッシャーを掛けていくカマチョ。すぐケージを背にしたジンリャン。距離がつまりパンチの打ち合い。ジンリャンシングルレッグ。カマチョこらえる。ダブルレッグに切り替えたがカマチョ耐えた。離れる。急に試合が決まったカマチョも疲れがあるのか口が開いている。手が出ない。ジンリャンロー。カマチョ前に出てパンチを振るうがやや大振り。手数でジンリャン。右が入った。カマチョ前に詰めて連打を入れた。ジンリャンロー。アッパー。カマチョ下がってきた。ジンリャン前蹴り。ジンリャンシングルレッグ。これは耐えたカマチョ。ホーン。
2Rはジンリャン。
3R。前に出てくるカマチョだがジンリャンが先に手を出す。カマチョは体力がちょっと戻っている。左ミドルを入れたジンリャン。カマチョ攻めが止まった。ジンリャンがパンチと蹴りで削る。アッパー。右ロー。効いてる。右が入った。カマチョ気合を入れて出る。押し込んだが引き剥がしたジンリャン。パンチを入れた。カマチョ下がる。まだ打ってこいとアピールしているカマチョ。自ら気持ちを鼓舞しているがスタミナ切れで苦しい。右ロー効いた。ジンリャンパンチ、ローを入れる。しかしとどめを刺さずに引いてしまうジンリャン。ジンリャンも苦しいのだろうが。カマチョ手は出ないが打ってこいとアピール。タイムアップ。
判定29-27、28-27、29-27の3-0でジンリャン勝利。3R三者10-8ジンリャンとして、1人は1Rカマチョに10-8を入れたか。10-8を付けやすくする新ユニファイドならでは。