格闘技徒然草

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★UFN111:第6試合・アレックス・カサレス vs. ロランド・ディ

フェザー級
TUFで人気を博したブルース・リーロイことカサレスはバンタムで3連敗した後、ラストチャンスでフェザー級に復帰。2連勝したが、その後はヤイール・ロドリゲスとジェイソン・ナイトに連敗。今回はUFCデビュー戦となる中国のワン・グァンと対戦予定だったが、グァンの負傷欠場でPXCファイターのディとの対戦に。
ボクシング世界王者の父を持つディは、PXCでは松嶋こよみをワンパンチで秒殺KOし、MMA初黒星をつけているが、一方ではローカルイベントにおいてもトップに立ったことはなく、UFCレベルにあるかは疑問。連敗中のカサレスとはいえ、このレベル相手には勝たないといけない。
ミドルの蹴り合い。半身で打撃を入れていくカサレス。ディタックルに入ったが切られた。カサレスのパンチをもらったディ。パンチが目に入ったのか気にしているディ。カサレスがそこにパンチを打ち込む。パンチが入りぐらついたディ。カサレスラッシュ。しのいだがパンチが入ってダウン!カサレスパウンド。タックルに来るディにギロチン。決まらないがバックに回った。バックマウントからチョーク。アゴの上。凌ぐディ。タックルに入り立ったディ。カサレスがミドルを入れる。組んでいったディ。スタンドでバックに回るが、カサレスがぶるとまたギロチン。外してバックを狙うがホーン。
1Rカサレス10-8。
2R。カサレスがパンチで攻めるが、レフェリー止めてディのドクターチェック。右目が見えてないのか。しかし続行。カサレスのパンチをもらうディ。距離が詰まるとディもパンチを返す。カサレスのバックスピンキックをキャッチしたディ。押し込むがカサレス離れた。カサレスダブルパンチ。ずっと右目を気にしているディ。リスクを冒さないカサレスは距離を取った状態でのアウトボクシングに徹する。組んで四つになったが離れた。ディはカウンター狙い。ホーン。
2Rもカサレス。
3R開始前にディのドクターチェックでストップがかかり、カサレスTKO勝ち。しかしずっと右目を気にしていたので仕方がない。
カサレスは危ない場面はなかったが、実力下で手負いのディが相手ならもっと早くフィニッシュしたかったところ。