格闘技徒然草

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★UFN111:メインイベント・ホリー・ホルム vs. ベチ・コヘイア

女子バンタム級。ランキング5位ホルム、11位コヘイア。
ロンダからタイトルを獲得後3連敗中の元ボクシング王者ホルム。ただし、王座陥落したテイト戦は4Rにチョークを取られるまでは優勢だったし、2月のフェザー級王座決定戦でのGDR戦もメディアスコアが半々に割れる接戦だった。今回は再びバンタムに落としての試合。
散打・キックがバックボーンのストライカー・コヘイアは無敗でロンダのタイトルに挑戦したが秒殺KO負け。その後は1勝1敗1分けと苦戦が続いている。
遠い間合い。両者攻撃が届かない距離。じわじわ詰めるホルム。1分間コンタクトなし。コヘイアもパンチで出るがホルムが下がってヒットせず。両者の攻撃がヒットしないまま2分。ホルムケージ際まで追い詰めるとサイドキックをヒットさせた。またじわじわ出てケージに詰める。ジャブを一発。ホルム慎重だがコヘイアも手を出さない。ホルム左ハイ。関節蹴り。残り1分。コヘイアのワンツー。左がヒット。小平あのパンチにサイドキックを合わせたホルム。距離を詰めて左ハイを放ったが空振りしたところでホーン。
ホーンと同時に大ブーイング。ヒット数はホルムが6、コヘイアが3。10-10ついてもおかしくないラウンド。
2R。また両者コンタクトが少ない。もうこれで5R行きそうな悪い予感しかしないが。会場はブーイングにも飽きて手拍子で煽る。ホルムが出た所にコヘイアのパンチがヒットするが単発。あまりに展開がないため、レフェリーが異例の注意を両者に与える。コヘイアバックブロー。ホルムもバックブローを返す。若干ヒットはするようになってはいるが、それでも通常の試合に比べればコンタクトが少ない。残り15秒でコヘイア組みついた。スタンドでバックに回る。が、倒せずホーン。
2Rも両者手数がなくどちらとも言えないラウンド。勝つにはリスクを取って攻めるしかないが、両者ともこの展開でラウンドを取れたとは確信できていないだろう。それがわかっているのに攻めないことを選択している以上、今後も展開が変わる気がしない。
3R。また同じ展開が続く。コヘイア来い来いと挑発。が、ホルムの虚を突いた左ハイがビッグヒット!コヘイアダウン!レフェリー止めた!
ローのフェイントからブラジリアンキックのような軌道でハイキックに入り、コヘイア全く見えておらずもらった。2Rまでの展開からは想像できないような結末。