格闘技徒然草

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★UFN112:第7試合・クレイ・グイダ vs. エリック・コク

ライト級。プレリムメイン。
人気者グイダは2年ぶりの試合。UFCでは五味・日沖・川尻のトップ日本人選手相手に3勝しているが、ここ4戦は1勝3敗。今回は5年ぶりにライト級に戻しての試合となる。
コクも過去3年で1試合しかしていない。その間、4回負傷欠場で試合を流している。今回も2度の欠場を挟んでの1年ぶりの試合。フェザー級時代はタイトル挑戦直前まで行っていたこともある。4歳からテコンドーを始め、パワーのある打撃と極めの強さが武器。
グイダいつもの運動量が多い動き。コクは様子見。飛び込んでパンチを打ち込んだグイダ。タックル!ケージに押し込むとシングルレッグ。こらえるコク。押し込みながらカカトを後ろに振り上げてコクの顔面を蹴るグイダ。足首を掴んで倒そうとしたグイダだがコクが足を抜いて離れる。時間がない。パンチで出たグイダ。組みつく。ホーン。
1Rグイダ。
2R。前に出てくるグイダ。コクは距離をキープしながらパンチを出していく。グイダ右フックを打ち込むとタックル。テイクダウン!レッグドラッグでパス。サイド。マウントへ。コクは下からしがみついてホールド。密着したまま殴っていくグイダ。削るほどでもないが確実にポイントを稼いでいく。肩固めのセットアップをするがケージ際でスペースがない。コク、下で身動きが取れず。体を起こして殴るグイダ。ラッシュ。それほどダメージがあるパウンドはないがコク返せず。ホーン。
2R10-8グイダ。
3R。グイダのタックルを切ったコク。しかしずっと下で攻められていたためか疲れが見える。押し込んだグイダがシングルレッグ。またカカトを後ろに振り上げてコクの顔面を蹴る。シングルレッグから持ち上げてテイクダウン。すかさずサイド。ニアマウント。肩パンチ連打。完全なマウントに。体を起こしてパウンドラッシュ。ダメージの大きいパンチではないがとにかく手数を出していく。残り1分。コクはシザースを狙うがやっと足が絡んだ時にタイムアップ。
29-28、29-26、30-27の3-0でグイダ勝利。グイダらしいアグレッシブファイト。