格闘技徒然草

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★UFC on FOX25:第5試合・カイル・ボクニエク vs. ジェレミー・ケネディ

フェザー級
ボクニエクはUFC1勝1敗。ローカル6戦全勝で直前の代役としてUFCデビューし、健闘したが微妙な判定負け。2戦目はTUFラテンアメリカウィナーのエンリケ・バルゾラと対戦。またも微妙な判定となりスプリット判定勝ち。3月の試合を負傷欠場で流していて、11ヶ月ぶりの試合となる。
レスリング・柔術がバックボーンのカナダのケネディはMMA10戦・UFC2戦全勝。前回はTUFブラジルウィナーのホニー・ジェイソンに判定勝ち。まだ24歳。
いきなり距離を詰めたボクニエクだがタックルに入られてテイクダウンを許す。パスを狙っていくケネディ。防ぎながらケージまで移動したボクニエクだがケネディは腰を制して立たせない。パス。ボクニエクバックを取らせて立つと正対に成功。しかし残りは90秒。離れた。組んで首相撲から膝を打ち込むケネディ。タックル。引き込み気味に倒されたボクニエク。パウンドで削るケネディ。ホーン。
1Rケネディ
2R。ケージに詰めたケネディがテイクダウン。パスを狙いつつ肘を入れる。ケージで立とうとするボクニエク。立ったがすぐ足をかけられ倒される。背中を向けたボクニエク。ハーフバックから殴るケネディ。ボクニエク立つが、クラッチを離さずすぐ倒したケネディ。ボクニエクはフックスイープ狙いから立った。しかしまたケネディのタックルで倒される。ボクニエク下のままタイムアップ。
2Rもケネディ。ボクニエク、レスリングで劣勢で為す術なし。
3R。ケネディのタックルを切ったボクニエクがプレッシャーをかけてケージに追い込む。パンチを打ち込んでいく。右が入った。ケネディは逃げ切り意識なのか、このラウンドは下がり気味。ボクニエクがパンチを入れていく。しかし蹴りがローブローに。タイムストップ。再開。ケネディはリードしているとは思うがちょっと下がりすぎで打撃をもらう。しかしタックルに。こらえていたボクニエクだが、結局テイクダウンを許す。パウンドで削るケネディ。ボクニエク立ったがバックを取られて投げられる。ハーフから足関で逆転を狙ったが肘を落とされタイムアップ。
判定30-27×2、29-28の3-0でケネディ勝利。
逃げ切りを図って打撃をもらっていた3Rのみ1人がボクニエクにつけたが、あとはすべてケネディ。しかしケネディのテイクダウンが良かったというより、ボクニエクのTDDがお粗末だった。