格闘技徒然草

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★UFN114:第8試合・サム・アルヴィー vs. ラシャド・エヴァンス

ミドル級。
笑顔がトレードマークのスマイリンことアルヴィーはストライカー。4連勝しランキングにも入ったが、前回は柔術家のターレス・レイチ相手に手が出ずブーイングが出る内容で判定負け。ランキングからも外れた。
元ライトヘビー級王者のエヴァンスだが、ノーランカーのアルヴィー相手にアンダードッグの屈辱。TUFウィナーから無敗でタイトルを獲得したがLYOTOにKO負け。その後4連勝し、王者になっていた後輩のJJと対戦するも完敗。それ以降は落ち目で現在3連敗中。2013年11月を最後に勝ちから遠ざかっている。階級をミドルに落として再起を図ったが、2度メディカルチェックで許可が下りずに試合が消滅。今年3月にようやくミドル級デビューしたが、アラフォー柔道家のダン・ケリーにまさかの判定負け。引退かリリースがかかる試合。
上から落としてきたエヴァンスの方が小さい。エヴァンスタックルに入った。押し込む。ケージ際で耐えるアルヴィー。しつこく倒しに行くが倒せず。一度諦めたがまたトライ。両足を畳んで尻餅をつかせた。寝かせられないがバックに回った。しかし立たれて正対される。入れ替えたアルヴィー。離れる。アルヴィーパンチで飛び込んだがかわされる。エヴァンス慎重だがアルヴィーも手が出ない。残りわずかで飛び込んだアルヴィーにまたタックル。倒せない。ホーン。
1Rは僅差だがテイクダウンを取りかけ押し込みしていたエヴァンスのラウンド。しかしかなりスタミナを使う戦い方。高地のメキシコシティでどれだけ消耗したか。
2R。左右にステップするエヴァンスだがアルヴィーが距離を詰めてきた。パンチを入れる。コンタクトが少ない戦い。アルヴィーの左が入った。エヴァンス距離を取り逃れる。またパンチで出た所にタックルを合わせたが止められた。打ち合わないエヴァンスを挑発するアルヴィー。パンチが交錯しアルヴィーのパンチが入ったがエヴァンスタックル。一瞬倒したがすぐに立たれる。またパンチを入れられたエヴァンスだがしつこくテイクダウンを狙う。こらえてボディに膝を入れ離れたアルヴィー。残り45秒。エヴァンスオーバーハンドの右を放つが空振り。パンチで飛び込むアルヴィー。ホーン。ブーイング。
2Rはアルヴィーか。
3R。また距離を詰めるアルヴィー。飛び込んでジャブがヒット。エヴァンスちょっとステップの運動量が落ちてきたか。エヴァンスが飛び込んできた所に打ち返すアルヴィー。パンチで出る。エヴァンス受け止めて押し込む。引き剥がしたアルヴィー。左を打ち込んだ。エヴァンスがパンチからタックルに入るがアルヴィーがパンチを合わせる。アルヴィーパンチを入れていく。かわしきれていないエヴァンス。右が相打ち。間合いを詰めたアルヴィー。エヴァンスタックルへ。しかしこらえたアルヴィーが膝を入れる。残り10秒で離れた。パンチの打ち合い。タイムアップ。
29-28エヴァンス、29-28アルヴィー、29-28アルヴィー。スプリットでアルヴィー勝利。
アルヴィーの攻めも足りなかったし、割れても仕方ないか。