格闘技徒然草

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★UFN114:第7試合・アレハンドロ・ペレス vs. アンドレ・スークムタズ

バンタム級
TUFラテンアメリカウィナーのペレスは、TUF後の初戦でUFC0勝1敗の相手にギロチンでまさかの秒殺失神負け。その後はリリース間際の古豪ヨルゲンセンや足関バカ・エントウィッスルに連勝し持ち直したが、前回は代役UFCデビューのアルバート・モラレスに1,2Rに打撃で押され、ホーン後の加撃で減点もされた上で、3Rにようやく反撃するという内容。てっきり27-29で負けと思ったが2者が28-28でドローに。
スークムタスは前回がUFCデビュー戦で、アルバート・モラレスに互角の内容でスプリット判定負けし、UFC0勝1敗だがメインカードに登場。MMA11勝4敗で、11勝中7KO・3一本勝ち。負けはすべて判定。
モラレスを物差しにすれば同じくらいの実力ということになるが。
右を一発入れたペレス。スークムタスはミドル。飛び込んできたペレスにスークムタスがカウンターのジャブでダウンを奪う。フラッシュ気味ですぐ立ったペレス。ペレスロー。またジャブで出てきたスークムタス。シングルレッグに入るペレスだが切られた。ペレスパンチを入れる。スークムタスが前に出てきた。左をヒット。ケージを背負ったペレス。出ようとした所にスークムタスのジャブもらいまたダウンしたペレス。ダメージはなくすぐ立つ。ペレス組みついてバックに回る。テイクダウンを狙うが離してバックからハイキック。スークムタスの右フックは空振り。ホーン。
1Rスークムタス。
2R。またプレッシャーをかけるスークムタスだがペレスも右を入れる。ペレス右ハイ。サイドキック。しかしまた前に詰められる。ペレスのタックルは切られる。また出る所にジャブを合わされ尻餅ダウンするペレス。3回目。スークムタス左ボディ。左フック。左が面白いようにヒットするスークムタス。ペレスがパンチを打ち込むと仰向けに倒れたスークムタス。バランスを崩して下になっただけ?スークムタスは下から抱えるだけ。ケージに移動して立った。離れると左フックをヒットさせる。ホーン。
2Rもスークムタス。
3R。ペレスシングルレッグ。しかし切られた。打撃ではやはり劣勢のペレス。時間が過ぎていくがケージ際まで追い詰めるとシングルレッグからダブルに切り替えてテイクダウン成功。しかしケージを背にして寝かせられないスークムタス。立たれた。残り1分。ペレスはフィニッシュするしかないとは思ってないのか?テイクダウンは狙うがスタンドでも下がっていく。残りわずかでバランスを崩したスークムタス。スクートで足を蹴るだけのペレス。タイムアップ。
判定29-28、29-28、28-29のスプリットでペレス勝利。
地元判定。しかしスークムタスもアウェイなのはわかっていたはず。気の毒だがアウェイならありえる程度の差だった。
http://mmadecisions.com/decision/8340/Alejandro-Perez-vs-Andre-Soukhamthath
メディアのジャッジはペレス支持3に対しスークムタス支持は12。気の毒だがジャッジが引っくり返ることもない。