女子バンタム級タイトルマッチ5分5R。挑戦者のシェフチェンコはランキング1位。
7月に組まれていてヌネスの体調不良で消滅した試合の仕切り直しの一戦。前回はメインだったが、ヌネスのがちゃんと試合ができるかといった不安があるためにセミ扱いになったものの、メインのフライ級タイトルマッチが消滅して結局メイン昇格。
シェフチェンコはUFC3勝1敗で、唯一の敗戦が昨年3月のヌネス戦での判定負け。
1R。ローで牽制するヌネス。シェフチェンコ様子見。飛び込んで右を一発入れた。ヌネスも出ていかない。パンチからミドル。ハイは空振り。シェフチェンコ手を出さない。牽制の打撃もなし。ヌネス右ミドル。残り1分。ヌネスのミドルをキャッチしたシェフチェンコだが倒せず離した。ヌネスが右を打ち込む。ヌネスがシェフチェンコのローをキャッチして倒したが、シェフチェンコすぐ立つ。ホーン。
1R手数でヌネス。
2R。ようやく強いパンチを入れたシェフチェンコだが単発。ヌネスがプレッシャーを掛ける。シェフチェンコはスーパーマンパンチを出す。ヌネスのパンチをかいくぐってタックル。ボディロックしたが引き剥がして離れたヌネス。ヌネスは前に出るが手が出ない。2Rも残り1分。シェフチェンコがワンツーを入れる展開。飛び込んで左を打ち込んでヌネスだがシェフチェンコが右を打ち返す。ホーン。
2Rはシェフチェンコか。
3R。両者ここまで手数が少なくスタミナ消費もない展開。ヌネスまた攻めてきた。関節蹴り。シェフチェンコはヌネスが入ってきた所にパンチを合わせる。ヌネスバック肘。さかんに関節蹴りを入れるヌネス。シェフチェンコが前に出てパンチを出してもかわされる。シェフチェンコ前に出てローから左を入れたがホーン。
3Rヌネス。ブーイングが飛ぶ。
4R。関節蹴り、ミドルを入れるヌネス。シェフチェンコが飛び込んでワンツーを出してもバックステップでかわしてパンチを返す。シェフチェンコワンツーの後間髪入れずにまたワンツーからボディに膝。同じパターンの攻撃が続いていたが、ようやく展開を変えてきた。しかしその後はまた飛び込んでのパンチだけに。ヌネスがまた手を出していく。ホーン。
微妙なラウンド。スタッツではシェフチェンコ。両陣営のポイント計算はどうなっているか。
5R。また打撃戦が続く。両者明確なポイントがないが、ヌネスタックルから押し込んだ。ボディロックに切り替えてテイクダウンを狙う。こらえたシェフチェンコ。離れるがヌネスが胴タックルに。シェフチェンコ首投げを狙ったが脇をくぐってバックに回ったヌネス。シェフチェンコ亀で固まる。アームロック狙いから立つが、ヌネスまたタックルへ。尻クラッチでしつこく倒しに行きテイクダウン成功。タイムアップ。
両者勝利をアピール。
判定割れた。48-47シェフチェンコ、48-47ヌネス、48-47ヌネス。2-1でヌネス勝利。
最終ラウンドを取ったのが大きかったか。シェフチェンコは憮然とした表情だが、1Rに見すぎた。終わってから判定に不満をアピールするより試合中に出し切るべき。
