格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC215:ボーナス発表/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:ジェレミー・スティーブンス vs. ギルバート・メレンデス
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ハラエル・ドス・アンジョス、ヘンリー・セフード

メインはヌネスが僅差の判定で勝利。女子バンタム級タイトルマッチでは初の判定決着。単に判定ではなく、最初から最後までフィニッシュの予感がない展開ではブーイングもやむなし。
シェフチェンコは試合後の記者会見でも判定に抗議。
http://jp.ufc.com/news/7872

ワレンチナ・シェフチェンコ

「いつもはジャッジを尊重するけど、今日の判定にはまったく同意できない。第2ラウンド、第3ラウンド、第4ラウンドは私が取っていたし、彼女のテイクダウンは全然効かなかった。またベルトに挑むつもり。だってあれは私のベルトよ!」

2〜4Rは取っていたと言うが、スタッツではいずれもヌネスが上。
http://mmadecisions.com/decision/8400/Amanda-Nunes-vs-Valentina-Shevchenko
ジャッジは1Rのみ三者ヌネスで、それ以外は全て割れてる。メディアスコアもヌネスとシェフチェンコ半々。これだけ判断が分かれる内容なのに怒っているようだと、まず判定基準を理解しているのかどうかが疑問。前回のヌネス戦も、前半2Rを落とした状態で、3R失速したヌネスに対しフィニッシュに行かず判定負けしている。本人がわからなくてもセコンドがちゃんと指示をすべき。
セミはRDAが1R一本勝ちでウェルター級2連勝。リーチ差をどう攻略するかが見たかったが、早々に足払いでテイクダウンを奪えてしまったのでその部分はわからず。
セフードは確実に成長を感じさせるKO勝利。次は前回5月に予定されていてセフードの怪我で消滅していたセルジオ・ペティスとの対戦が濃厚か。どちらが勝っても次のタイトル挑戦者の可能性が高いが、いずれにしてもレイ・ボーグの後になりそう。