格闘技徒然草

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★UFN116:第1試合・ジェイソン・サッゴ vs. ギルバート・バーンズ

ライト級。どちらも柔術黒帯だが、実績ではバーンズがだいぶ上。
カナダのサッゴは12勝3敗、UFCでは3勝2敗。ホイラーから黒帯を授かった。MMA12勝中、一本勝ちが8つ、KO勝ちが3.KOもグラウンドでポジションを取ってからのパウンドでの勝利。
バーンズは柔術世界王者・ノーギ世界王者、ADCC3位のトップグラップラー。出場するかは不明だが、来週フィンランドで行われるADCC2017にも招待選手としてエントリーされている。ローカルから全勝・全フィニッシュでUFCと契約し、UFC初戦こそ初の判定になったが、その後も腕十字で3勝している。一方、テイクダウンできないと打撃で劣勢になりそのままずるずる判定負けというパターンで2敗している。
ボクシングで打ち合うバーンズ。サッゴは左ハイを打ち込む。プレスを掛けてきたバーンズ。パンチが相打ち。両者組みに行く気配はない。右を入れたバーンズ。残り半分でタックル。タイミングは良かったが堪えたサッゴ。バーンズはこだわらずにすぐにパンチを入れて離れる。右ミドルをキャッチしたサッゴが軸足を払って倒す。スクートからボディを殴るサッゴ。パウンドを狙ったが、バーンズが下から仕掛けてくると距離を取り足を蹴る。すきを見て立ったバーンズ。立つとタックルへ。ダブルレッグを切りきれず下になったサッゴ。バックを狙うバーンズだが時間がない。立ち際にパンチをまとめたバーンズ。ホーン。
1Rは僅差。しかし最後の攻めもあってバーンズのラウンドか。
2R。スタンドでプレッシャーを強めてきたサッゴ。またバーンズの蹴りをキャッチして倒したが、足を蹴るだけで寝技には付き合わない。打撃戦が続く。残り2分でバーンズがタックルすると豪快に担ぎ上げてクリーンテイクダウンを奪取。ケージ際で背中を見せて立ったサッゴはすぐ正対して引き剥がす。サッゴがパンチ・蹴りで出て行くが、残り10秒の拍子木が鳴った直後にバーンズの右フックが顎を打ち抜き、サッゴ大の字ダウン!KO!
バーンズはUFC7戦目で初のKO勝ち。