格闘技徒然草

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★UFC217:第1試合・エイマン・ザハビ vs. ヒカルド・ハモス

バンタム級
トライスタージムヘッドコーチのフィラス・ザハビの弟で、ローカル全勝でUFCと契約したサラブレッド・ザハビだが、デビュー戦はUFC1勝1敗のヘジナウド・ヴィエラに対しインパクトを残せない判定勝ち。メインに登場する同門のGSPの勝利につなげたいところ。
ハモスはダナ・ホワイトLookin' for a Fightで発掘された選手で今年22歳になったばかり。1月のUFCデビュー戦では田中路教と対戦し、1Rにダウンを奪うなど攻勢だったが2R以降スタミナ切れ。終盤攻めてこない田中に救われてなんとか逃げ切り判定勝ちした。
パンチを打ち込み組みついたザハビが組んで押し込むとテイクダウンを狙う。しかしハモスがスクランブルで上に。足関狙いからバックに回られそうになったザハビだが、さらにスクランブルから上になる。めまぐるしくポジションが入れ替わるが、ハモスも逃れてスタンドに。再び打撃戦。ハモスタックル。倒され際にバタフライで浮かせて立ったザハビ。引き剥がすとパンチから組んでボディロック。押し込んで膝を入れていくザハビ。ハモスはオーバーフック払腰で投げる。またスクランブルで逃れようとしたザハビだがハモスがバックを取りバックマウント。しかし時間がない。バックから肘を入れるハモス。ホーン。
僅差のラウンド。最後の攻防でハモスと思ったが、どちらに入ってもおかしくない。
2R。パンチをヒットさせていくザハビ。ハモスの左ミドルに右を合わせてヒット。ハモス飛び膝。ザハビはキャッチしたが放す。ザハビの右アッパーがヒット。じわじわプレスしていくザハビ。このラウンドはお互いテイクダウンを狙わない。またアッパーを打ち込んだザハビ。終盤タックルに来たハモスだがザハビ受け止める。ホーン。
2Rはヒット数でザハビ。
3R。打撃の手数を増やしてきたハモス。ジャブ、蹴りを出していくが、またザハビのアッパーがヒット。パンチから左ハイを入れたザハビ。ハモスのバック肘をもらう。構わずパンチで攻めたザハビだが、そこにまたハモスのバック肘が顎にビッグヒット!一発KO!
新星対決は接戦からハモスがKO勝利。