格闘技徒然草

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★UFN120:第6試合・タチアナ・スアレス vs. ビビアン・ペレイラ

女子ストロー級
MMAキャリアわずか3戦でTUF23に出場し優勝したスアレス。これがTUF後の初戦。2008年と2010年のレスリング世界選手権で銅メダルを獲得しているトップレスラーだが、TUF決勝では下からの腕十字をもらいかけるなど、キャリアの浅さも目についた。
散打がバックボーンのペレイラMMA全勝で13戦無敗。UFCでは2試合連勝。まだ24歳。前回はTUF23に出場したジェイミー・モーイルに判定勝ち。しかし地元にも関わらずブーイングが出る内容だった。
長身でリーチが長いスアレスが蹴りを入れていく。タックルに入ったスアレスペレイラ受け止めてスタンドでギロチン。しかし外されると足をすくわれてテイクダウンを許す。サイドについたスアレスが鉄槌。下から足を頭に絡めようとするペレイラ。ガードに戻したがかつぎパスでサイドに回ったスアレスペレイラが亀になるとバックマウント狙い。ハーフバック。パウンドを打ち込むスアレス。仰向けでフルバックにして殴る。ペレイラはディフェンスのみ。仰向けになったペレイラのサイドについてまた鉄槌。足を効かせてガードに戻したペレイラ。インサイドからパウンドを打ち込んだところでホーン。
1Rスアレス
2R。スアレス遠い間合いからダブルレッグ。切られたが膝裏に手をかけるとそのままテイクダウン。サイド。上四方へ。マウント。パウンド・肘。腕十字を狙おうとしたがペレイラがケージを蹴って逃れる。しかしまだ上をキープしているスアレス。ケージに押し付けながらパウンド。がぶりに。ペレイラ立ったがまたシングルレッグで倒される。上四方からパウンド。ペレイラ返せず下からパンチを打ち返すだけ。ホーン。
2Rは10-8あってもいい。
距離を取りミドルを入れるスアレス。飛び込んで四つに組んだ。組むとペレイラはギロチンに抱える悪癖。今まで通りシングルレッグで倒される。ハーフ。サイドから上四方。首を抱えてボディに肘を入れていくスアレス。またがぶり。足と首をコントロールして立たせずマウントに。パウンド・肘。ケージを蹴ったペレイラだが返せない。サイドに移行。残り1分。亀になったペレイラからバックマウント。チョークを狙うが防がれている。時間がない。残り10秒で腕十字に移行したがペレイラクラッチを外せずタイムアップ。
判定30-27×2、30-26の3-0でスアレス勝利。
完勝だったが、ここまで圧倒して一本を取れないと、逆に極めが弱いのかと思ってしまう。