格闘技徒然草

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★UFN120:第7試合・ジョン・ダドソン vs. マルロン・モラエス

バンタム級。ランキング8位ダドソン、9位モラエス
ダドソンはフライ級で2度DJのタイトルに挑戦し、2度とも判定負けしたことでバンタム級に復帰。初戦は秒殺KO勝ちしたが、2戦目は強打のジョン・リネケル相手にステップワークを使って終始打ち合わない展開で僅差の判定負け。前回はエディ・ワインランドに判定勝ち。身体能力が高いファイター。TUF決勝では現王者ディラショーを破っている。
WSOFで5度王座防衛に成功したモラエス鳴り物入りUFCと契約すると、いきなりランキング3位のアスンサオと対戦。勝てば一気にタイトル挑戦圏内だったが、終始僅差ながら要所で攻めてポイントを稼いだアスンサオにスプリット判定負け。
体格では一回り小さいダドソン。モラエス右ミドルからパンチを入れる。左のダブルを打ち込みながら出たダドソン。かわしたモラエス。モラエスバックスピンキックは空振り。ダドソンの飛び込んでの左をもらってバランスを崩したモラエス。逆にモラエスが前に出てパンチを打ち込むが、打ち終わりにもらったパンチでスリップ気味にダウン。すぐ立ったモラエス。打撃戦からモラエスのローがローブローになりタイムストップ。相当痛いのかえづいているダドソン。再開。左を打ち込んだダドソン。モラエス強烈な右ミドル。ダドソン距離を取り打ち合わない。金的のダメージがまだあるか。ダドソンが飛び込んでパンチを打ち込んだがモラエスのアイポーク。再開。
1Rダドソン。
2R。間合いを詰めてボディを入れたモラエス。右フックがヒット。モラエスがプレスしダドソンがサークリングする展開に。モラエスの蹴りをキャッチしてテイクダウンしたダドソン。モラエスは足をサドルロックしてヒール。引き抜いて離れたダドソン。また蹴りをキャッチして倒すとモラエスはまたサドルロック。立とうとするダドソンのバックを狙ったが引き剥がして離れるダドソン。モラエスのバックスピンキックがヒット。ダドソンはミドルをキャッチしてパンチを入れて離れる。モラエスタックルに。尻餅をつかせる。ケージを使って立とうとするダドソン。立って離れたところでホーン。
2Rは微妙。ややモラエス?割れているかも。
3R。両者慎重になる。スタンドで見合い。時折飛び込んでパンチを打ち込む。ダドソン左ミドルからパンチを入れた。ダドソンの左とモラエスの右ミドルが相打ち。モラエススピンキックからタックルへ。ダドソンケージでこらえるがシングルレッグに移行。残り30秒。ブレイクがかかる。モラエスまたスピンキックからタックル。ダドソン逆にテイクダウンを狙うとモラエスはギロチンで引き込んだ。けっこうタイトだが時間がない。ホーン。
ホーン後にダドソンがタップしているが「終わったから離せ」という意味か?いずれにしても終わったあとの話。最後のギロチンを有効な攻撃とみなすかどうかは判断が分かれそう。
30-27モラエス、30-27ダドソン、30-27モラエス。スプリットでモラエス勝利だがフルマークで割れるとは。