格闘技徒然草

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★UFC219:第1試合・ティム・エリオット vs. マーク・デ・ラ・ロサ

バンタム級
2週間前のUFC on FOX26で、対戦相手のジャスティン・スコッギンズが負傷欠場となったティム・エリオット。代役で初参戦のピエトロ・メンガとの対戦が決まったが、減量中に腎不全を起こし病院送りとなり、計量当日に試合が消滅。怒りのエリオットに年内に再度試合のチャンスが巡ってきた。しかし今回はバンタム級。エリオットもフライ級への減量はきついらしいので、2週間で2回もフライ級に落とせなかったのかもしれない。TUFウィナーでDJ相手に判定まで持ち込み善戦したが、前回はベン・ウェンに49秒チョークでまさかの秒殺負け。
急遽試合が決まってUFCデビューとなったマーク・デ・ラ・ロサは、TUF26に出場し、今月1日のTUFフィナーレでUFCデビューした女子フライ級のモンタナ・デ・ラ・ロサの夫で、初の夫婦でのUFCファイターとなる(なお、UFCファイター同士で結婚したレズビアンのカップルはいる)。MMA戦績は9戦全勝。現在23歳で、妻のモンタナは22歳。二人の間には娘がいて、娘はすでにグラップリングの試合に出ている。
タックルに入ったエリオット。デ・ラ・ロサはギロチンに捕えたがパスされて外された。ガードに戻すデ・ラ・ロサ。下から腕十字。けっこうクラッチが深い。延ばされないように腕をクロスして防いでいるエリオット。持ち上げてスラム。もう一回。抜けた。そのまま担ぎパス。デ・ラ・ロサは亀に。エリオットバックを狙うがまたガードに戻すデ・ラ・ロサ。パウンドを落とすエリオット。肘。また腕十字を狙うデ・ラ・ロサだが、今度は最初から対処して入らせないエリオット。ハーフにするとダースチョーク。引き込んでギロチンに移行。外れたがスイープしてマウント。デ・ラ・ロサリバースするがまた返したエリオット。ホーン。
1Rはエリオット。デ・ラ・ロサは極めは強そうだが、簡単に下になるのは良くない。
2R。タックルに来たデ・ラ・ロサにすぐダースチョークを掛けるエリオット。外したがスクランブルから上を取る。デ・ラ・ロサはガード。三角。体をまたいで外したエリオットはそこから亀のデ・ラ・ロサアナコンダチョーク。タップアウト。
両者寝技で積極的にフィニッシュを狙っていって面白かった。