格闘技徒然草

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★UFC220:第4試合・ダスティン・オーティス vs. アレッシャンドリ・パントージャ

フライ級。ランキング10位オーティス、11位パントージャ。
オーティスはUFC6勝5敗。レスリングバックボーンで、ランキング1位べナビデスには負けたが判定まで持ち込み、3位のボーグには4年前に勝っている。前回は2連勝していたヘクター・サンドヴァルからパンチで15秒KO勝ちして、初のボーナスを獲得した。
パントージャはTUFで扇久保に敗れた。TUF3位決定戦でスプリット判定勝ちした後、堀口相手に判定まで粘ったニール・シーリーから一本勝ち。

パントージャがパンチで出るがオーティス組むとテイクダウン。しかし反転して上に。立とうとしたオーティスから逆にバックを奪うと両足のフックを差し込む。四の字バックにして後ろから殴る。殴りながらチョークを狙う。オーティス防いでいるがパントージャの脚のロックが外せず反転できない。パントージャアゴごとフェイスロックに。首が真横を向くくらい絞められたが外した。ようやく足のロックを外して反転して上に。オーティスパウンド。両手をマットについているパントージャの頭に膝。パントージャ反則をアピールするがレフェリースルー。バックに回り殴るオーティス。ホーン。

1Rパントージャ。

2R。オーティスがパンチからタックルに入ったが切られた。またパンチからローシングル。これも切られる。しかしノンストップで攻め続けるオーティス。タックル。スタンドでバックに回ったオーティス。テイクダウンを狙うがパントージャこらえている。なんとか凌ぎきって正対したパントージャだが残り90秒。離れた。パントージャパンチで出るがオーティスまたタックル。シングルレッグ。尻餅までついたパントージャだが寝かされないでこらえる。またスタンドでバックに回るオーティス。ホーン。

2Rはオーティス。

3R。オーティスのタックルを切ったパントージャが腕十字に。これは外したオーティスだが、パントージャがスクランブルで上を取る。オーティスを寝かせてバックを取ろうとするが、オーティスギリギリで許さず立った。が、投げたパントージャがすぐに足でロックしてバック奪取。1Rと同じ状態に。尻を上げて揺さぶって落としてオーティス。ガードのパントージャにパウンド連打。足で距離を作って立ったパントージャ。パンチを打ち込むオーティスだがタックルに。押し込んでテイクダウンを狙いつつ膝を入れるオーティス。片膝をついているパントージャの頭に膝を入れていたがレフェリースルー。タイムアップ。

3Rは微妙。どうなる?

判定三者29-28でオーティス勝利。3R最後の1分が勝負を分けたか。パントージャは3Rバックを取った時間は長かったが、キープするだけでダメージを与える攻撃や一本を狙う仕掛けがなかった。オーティスのグラウンド膝は、1Rは片手が上がっている時の蹴りで、3Rは顔面ではなく肩口に当っていたのでどちらもセーフだった。