格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC220:第5試合・サバウ・ホマシ vs. アブドゥル・ラザク

ウェルター級。先月のUFC218で組まれた試合の再戦。
前回はラザクのスタンドのパンチが入り、ホマシの体勢が崩れたところでレフェリーに止められた。続けるべきに見えたが、倒れ方を見てレフェリーが止める気持ちもわかるという感じだったので、即再戦が組まれるとは思わなかった(前回の結果自体はラザクのKO勝ちから変わらず)。
UFC2連敗になったホマシは前回打撃では劣勢だったが、テイクダウンから強烈な肘で攻める場面があった。
柔道バックボーンのラザクはデビューから全試合2分以内のKO勝ちでUFC初戦でも1RKO勝ち。しかし2戦目はコンバットサンボ王者のアクメドフにテイクダウンを奪われ、初の2Rに突入すると終盤はスタミナ切れして判定負け。前回の試合も全部のパンチが全力で、長期戦は無理そうな戦い方だった。

1R。ホマシじわじわ出る。ラザクも出てパンチを打ち込む。クリンチからアッパー。ホマシも全力のパンチを放つ。飛び膝からタックルに入るホマシ。切られたが離れ際のパンチが入った。しかしラザクのパンチをもらう。ラザクパンチで攻めるがホマシシングルレッグに。尻餅をつかせる。ラザクは寝かされないようにこらえてパンチを入れる。その態勢で両者動けないためブレイク。ラザク強打で出るとアッパー!ビッグヒットしてホマシ大の字で失神!

再戦もラザクの1RKO勝利。しかし今度は疑惑の余地がない完全なKO。