格闘技徒然草

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UFN125:第4試合・アラン・パトリック vs. ダミア・ハゾヴィッチ

ライト級。

無敗でUFCと契約し、UFCでも4勝1敗と前座戦線から抜け出そうとしているパトリック。しかし4勝中3勝は判定。負けた相手はマイクベク・タイスモフ。トリッキーな打撃とテイクダウンが武器だが、テイクダウン後は押さえ込み→パス狙いばかりで一本・KOにつながる動きは少なめ。

同じくタイスモフにKO負けしているハゾヴィッチ。ボスニア生まれでUFCデビュー戦ではタイスモフ相手に何もできなかったが、2戦目は足関マスターマーチン・ヘルド相手に2Rまでグラウンドをしのぎきり、3R序盤のヘルドのタックルにカウンターで膝を合わせてKO勝ちした。

蹴りでバランスを崩したパトリック。立とうとするところをハゾヴィッチが追いかけ、ケージまで追い詰めてボディに膝を打ち込んだが、パトリックタックルでテイクダウン。パスするがハゾヴィッチに立たれる。しかし四つからパトリックまた倒した。バックを取らせて立ったハゾヴィッチ。正対するとケージに押し込んで肘を入れる。足をかけて倒そうとしたパトリックだが、ハゾヴィッチこらえて膝を入れる。パンチで出たパトリック。タックル。テイクダウン。しかしハゾヴィッチガードから腕十字。持ち上げて外したパトリック。インサイドからパウンド・肘を入れる。また腕十字を狙うハゾヴィッチだが密着して防ぐパトリック。パウンド。足で距離を作り立ったハゾヴィッチだが、パトリックすぐまたテイクダウン。また立たれる。ハゾヴィッチボディに膝。パトリックシングルレッグでリフトして投げるとバックからパウンド連打。時間がない。レフェリーをチラ見してストップを促すが、止めるほどではなくホーン。

1Rパトリック。しかしいつになくアグレッシブなのはいいがスタミナを使う戦い方で2R以降大丈夫か?

パンチ連打でケージまで追い詰めたところでタックルに入るパトリックだが切られた。カポエイラキックを見せたパトリックだが見せ技。またパンチ連打でケージまで下がったところにダブルレッグ。テイクダウン成功。インサイドからパウンド。背中を向けたハゾヴィッチのバックに回りチョークに入るが浅い。バックからパウンドで削りまたチョークを狙うが防がれている。バックキープしているが疲れたのかちょっと休むパトリック。ハゾヴィッチ反転できず、バックを取られたままパンチを入れる。バックについているパトリックのほうがディフェンスしている。ホーン。

2Rもパトリック。しかしずっとバックに付いていたのに打撃のヒット数では負けてる。

3R。動きが落ちているパトリック。パンチからのタックルを切られた。再度タックルに入ったところにハゾヴィッチが膝をボディにヒットさせるが、構わずタックルに入りテイクダウン成功。ハゾヴィッチ三角。首を抜いて外したパトリック。が、インサイドで休んでいるパトリック。ハゾヴィッチも口が開いていて立つ動きなし。インサイドからこつこつパウンドを入れるパトリック。パスを狙ったが立たれた。両者疲れていて泥試合に。パトリック押し込みからシングルレッグで倒した。両足フックしてバックマウントに。しかしバックキープするだけで時間が過ぎる。タイムアップ。

30-25、30-27×2の3-0でパトリック勝利。

2,3Rは常にバックに付いていたパトリックだが、そこからの攻めはたいしてなかったので10-9でいいだろう。地元で張り切ったのか、序盤はアグレッシブだったが攻めが雑で仕留められず、攻め疲れしてしまった。