ミドル級。
柔術世界王者でクロンにも勝っているモラエス。TUF決勝で敗れた後、ずっと前座ながら6勝0敗1分けで負け無しで来ていたが、前回ランカーのカマル・ウスマンとの対戦がようやく組まれたものの、1Rにパンチであっとういうまにダウンを喫しKO負けした。
ミーンズは28勝中18KOのストライカー。長身で長いリーチを活かしたパンチが武器。ランカークラスには勝てないが、ランカー以下には負けない中堅ポジションだったが、前回はノーランカーのベラル・ムハマドに僅差の内容でスプリット判定負け。
中堅同士の生き残りをかけた試合。
顔面をガードしながらじわじわ詰めるとパンチを振り回すモラエス。組み付いて両腕をカンヌキに捕らえるとなんと引き込み。バタフライガードに。下からダブルアンダーフックに捕らえるとシングルレッグを狙ったがミーンズに立たれてスタンドに。鋭いパンチを入れるミーンズ。モラエスはまた大ぶりのパンチを振り回す。バランスを崩して寝たモラエス。大の字になって攻めて来いとアピールするもミーンズ付き合わずレフェリーブレイク。モラエス大ぶりのパンチを振り回していく。ミーンズは組まれないように気をつけながらコンパクトにジャブを打ち込む。モラエスのタックルを切った。残り1分。モラエスの大振りのパンチが当たっているがガードの上。ミーンズ飛び膝。右ハイ。ホーン。
ほぼ互角の1R。
2R。打撃の手数を増やすモラエス。相変わらず荒いが。ミーンズはローを打ち込む。パンチを打ち込んだがミーンズのパンチが入りちょっと効いた。大振りで空振りも多いモラエスはちょっと疲れてきたか?それでも手を出すモラエス。パンチをボディにも打ち込む。ミーンズは大振りはなく的確にヒットさせていく。ホーン。
2Rは手数でミーンズか?
3R。両者手数を増やしてきた。モラエスは相変わらず大振り。モラエスのワンツーがヒット。ミーンズもパンチ・ミドルで打ち返す。モラエスちょっとパンチのスピードが落ちてる。ミーンズにプレスされてケージ際まで下がる。そして疲れてる。会場は大声援でモラエスをバックアップする。しかし3Rはヒット数で大差がついている。残り1分。組み付いていったモラエスだが引き剥がされた。パンチをもらってバランスを崩し下になったモラエス。スクートで攻めて来いとアピール。ミーンズがインサイドに入りパウンドを入れるがすぐ離れた。モラエスがパンチを振り回しヒットさせたがホーン。
判定29-28ミーンズ、29-28モラエス、29-28モラエス。判定スプリットでモラエス勝利。
Sergio Moraes def. Tim Means :: UFC Fight Night 125 :: MMA Decisions
メディアのジャッジもほぼミーンズ支持。
しかしミーンズももっと明確にポイントを取りに行くべきだった。