格闘技徒然草

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UFC230:第7試合・ジェイソン・ナイト vs. ジョーダン・リナルディ

フェザー級

4連勝(うち3試合でボーナス獲得)でランキング入りしていたナイトだが、そこから3連敗。下になってからのラバーガードからの攻めが得意だが、下になるとむしろ負けパターン。打撃とテイクダウンで勝てる場合は強さを発揮するが、打撃もレスリングもランカークラスが相手だと厳しい。

リナルディは地元ニューヨーク出身。ご当地ファイターとしての起用だが、前戦では幼少期を過ごしたノースカロライナ州シャーロッテで開かれたUFC on FOX27でセミ前に組まれている。しかしUFC1勝2敗で、本来は前座クラスの選手。レスリングと柔術がバックボーンで、勝った試合ではUFC2人目となるヴォンフルーチョークを決めている。

プレスするのはナイト。リナルディの飛び込んでの左がヒットするが、ナイトなおも出ていく。リナルディ右ハイ。飛び込んでタックルに。ラバーを狙うナイトからパス。ナイトは自分の足を手で掴んでガードに戻す。ガードからケージで立ったナイトだがすぐに倒される。得意のラバーガードに。オモプラッタ。しかし腕を抜かれてハーフを取られる。パウンドで削るリナルディ。ナイトはガードに戻すとまたラバー。しかし外されまたパウンドをもらう。ケージで立とうとするが立たせないリナルディ。ホーン。

1Rリナルディ。ここまではナイトの負けパターン。

2R。またタックルでテイクダウンしたリナルディ。ナイトはまたラバー。が、外されパスされた。上四方からキムラを狙うリナルディ。バックに回った。四の字バック。チョークを狙う。アゴの上からフェイスロック。しかし外したナイト。とはいえバックマウントからは逃げられないまま。バックにいるリナルディを殴るナイト。ホーン。

2Rリナルディ。

3R。リナルディタックル。切ったナイト。スタンドでバックに回ったナイト。リナルディが前転して逃れようとしたがそのままバックを取られる。しかしリナルディがキムラからスイープして上に。また上四方からキムラを狙うとバックに回るという2Rと同じムーブ。フェイスロック。パームトゥパームで絞めるが浅い。バックから殴りながらチョーク狙い。ナイトなんとか防ぐ。亀から立ち上がったナイトが前転するが四の字バックが外れず。残り1分。苦し紛れに背中のリナルディを殴る。タイムアップ。

30-27、30-26、30-25の3-0でリナルディ勝利。2Rと3Rは10-8になってもおかしくないラウンドだった。