格闘技徒然草

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UFC230:第9試合・カール・ロバーソン vs. ジャック・マーシュマン

ミドル級。この試合はロバーソンがお隣ニュージャージー出身。

ロバーソンはMMAデビュー戦で判定勝ちの後、3試合連続1R勝利。コンテンダーシリーズに出場すると15秒でKO勝ち。UFC初戦も1Rチョークで一本勝ちと、5試合連続で1R勝利が続いていたが、前回シーザー・フェレイラにテイクダウンを奪われマウント→肩固めで失神。プロ初黒星を喫した。2015年にはプロでのキック経験がないにもかかわらずジェロム・レ・バンナとの対戦が組まれ、ダウンを奪ったがレフェリーが30秒近く試合を止めるという疑惑の裁定があり、結局判定負けしている。

28歳で早くも30戦目という若くしてキャリア豊富なマーシュマンだが、ストライカーではあるものの、寝技は微妙。下になると何も出来ないことも。

左ハイを入れたロバーソン。組んでケージに押し込んだロバーソンだがパンチを入れて離れる。ロバーソン左がヒット。前蹴り。前に出てくるマーシュマンに左フックを合わせようとしたが空振り。たがタイミングは合ってる。ロバーソンが左肘からパンチのラッシュ。ケージまで詰めて連打を入れた。左ミドル。マーシュマンは左ボディから右フック。ロバーソンまた左ミドル。ホーン。

1Rロバーソン。

2R。マーシュマンが闇雲にパンチのラッシュを仕掛けた。しかしロバーソンの左をもらいぐらつく。マーシュマンは下がらず手を出していく。しかしロバーソンの左をまたもらった。足を止めて打ち合いをするマーシュマンだが、ロバーソンは意表をついてタックルに。テイクダウン成功。サイド。固めて肘を入れるロバーソン。マーシュマン返せず。そのままホーン。

2Rロバーソン。

3R。マーシュマンが飛び込んでくるところに左を合わせたロバーソン。スイッチして左のジャブを当てる。また左。マーシュマン何度も左をもらっている。ロバーソン3R残り時間半分でまたタックル。テイクダウン。サイド。アメリカーナ。決まらず。残り1分でマウントへ。マーシュマン全く返せず。下からホールドするのみ。ロバーソンは体を起こさずホールド。残り10秒でちょっとだけ強い打撃を入れてタイムアップ。

30-26×2、30-27の3-0でロバーソンが完勝。

勝ったがセーフティドライブだったロバーソン。実は膝を痛めていたとのこと。タックルに行ったのもそのため。

マーシュマン、相変わらず下になると何も出来なさすぎる。