格闘技徒然草

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UFC231:第11試合・アレックス・オリヴェイラ vs. グンナー・ネルソン

ウェルター級。ランキング13位オリヴェイラ、14位ネルソン。

ウェルター級では7勝2敗1NCとなかなかの戦績のオリヴェイラ。今年4月には元暫定王者のカーロス・コンディットにギロチンで一本勝ちしている。UFC7勝のうち判定が2回しかないフィニッシャー。

空手とグラップリングで実績のあるネルソンだが、前回はサンチアゴ・ポンジニッビオに1RKO負け。キャリアで初のフィニッシュ負けを喫したが、本人は試合後にサミングを主張している。こちらはUFC7勝中6つが一本勝ちで、すべてが絞め技での勝利。

いつもどおり前後に広いスタンスでステップする伝統派空手のフットワークのネルソン。タックル。ケージに押し込む。オリヴェイラ肘を落とすが若干12-6肘気味。テイクダウンしかけたネルソンだが、オリヴェイラがケージを掴んでいて口頭注意。同じ体勢から再開。両足を束ねたネルソンがテイクダウン。すぐマウントに。オリヴェイラ亀になるが四の字バック。正対しようとするオリヴェイラだがさせないネルソン。オリヴェイラ反転に成功。肘を入れるオリヴェイラ。ネルソンの三角をさばくとパウンドを落とす。鉄槌。強烈。一度立ったがまたパウンドで飛び込む。ネルソンしたからホールディングで凌ぐ。また立ち上がって強烈な鉄槌を落とすオリヴェイラ。パウンド。ボディ、顔面を殴るが、ネルソン草刈りで倒した。アキレスを狙うネルソンだが自ら外す。ダブルガードの体勢で両者上になれない状態。ホーン。

1Rオリヴェイラ。パウンドがかなり強烈だったが、ネルソンのダメージの蓄積はどうか。

2R。またステップするネルソン。オリヴェイラ組んでケージに押し込んだ。ボディロックからテイクダウン狙い。パンチを入れながらシングルレッグに。入れ替えたネルソンが尻クラッチからテイクダウン。パスしてマウント。ブリッジするオリヴェイラだがネルソンのマウントは安定感がある。押さえ込みながらじわじわハイマウントに移行していく。肘。オリヴェイラ額から流血。嫌がって背を向けたオリヴェイラにチョーク。タップアウト。

オリヴェイラは2R自らテイクダウンに行ったのが裏目に出たか。下になったら一方的だった。