格闘技徒然草

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UFC232:第8試合・アンドレイ・アルロフスキー vs. ウォルト・ハリス

ヘビー級。アルロフスキー13位、ハリスはランク外。

元王者のアルロフは一時5連敗で、さすがにそろそろ潮時かと思われたが、内容は微妙ながらもそこから2連勝。UFCヘビー級最多の16勝・9KO勝利も長くやってるからこその記録ではあるが、現在また2連敗中。来年2月に40歳になる。前回のアブドゥラヒモフ戦ではローをキャッチされテイクダウンを奪われる展開でスタミナを削られ、そのまま挽回できずフルマークの判定負け。

ハリスはUFC5勝6敗の35歳。アマチュアボクサー上がりで、ここまでの勝利すべてがKO勝ち。ただ、UFCでは前座以上中堅未満レベル。レベルが低すぎるせいか、5KOしていてPOTNの受賞はない。

さすがにアルロフがこのレベルの相手に負けるようだと悲しい。

組んで押し込むアルロフだが倒せず引き剥がされる。ジャブを打ちながら出るハリス。間合いが詰まると左右の連打。アルロフもパンチを返すが頭の動きがなくパンチをもらいそう。間合いを詰めての打ち合いに臨むアルロフだが打ち負けている。ちょっと距離を取ったがその後も打撃戦。ホーン。

1Rハリス。

2R。打ち合いでハリスのアイポークがありタイムストップ。再開。アルロフ右ハイ。しかしなんとハリスがタックルに。切りきれずに倒されたアルロフ。ハーフ。亀になって立ちスタンドへ。両者急に慎重になり見合いが続く。会場からはブーイング。アルロフカーフキックを蹴るがハリスが間合いを詰めてパンチを打ち込む。左ミドルから右フック。アルロフ手が出ない。ホーン。

2Rハリス。

3R。プレスしていくハリス。左がヒット!アルロフ後退。ケージまで追い込まれる。ハリスが連打を入れるがなんとか凌いだアルロフ。アルロフなかなか手が出せない。組み付いたが切られる。ハリスも見てるだけ。会場はブーイング。残り1分。結局両者単発の打撃を入れるのみでタイムアップ。

30-27アルロフ、29-28ハリス、29-28ハリス。スプリットでハリス勝利。

2Rと3Rは僅差なので割れる可能性があるとは思ったが、1Rもアルロフに入れるジャッジがいるとは思えなかった。