格闘技徒然草

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UFC232:第9試合・チャド・メンデス vs. アレクサンダー・ヴォルカノフスキー

フェザー級。ランキング5位メンデス、10位ヴォルカノフスキー。

マクレガーとの暫定王座決定戦では直前出場のためスタミナ切れして逆転KO負けしたが、それまではテイクダウンから塩漬けにして圧倒していたメンデス。しかし禁止薬物の使用が発覚し2年の出場停止処分が下った。今年7月の再起戦では、ランカーのマイルス・ジュリー相手に飛び込んでの左でダウンを奪ってからのパウンド連打で1RKO勝ち。完全復活を果たした。

メンデスの欠場中にUFCデビューし、5連勝でランキング入りしたヴォルカノフスキー。強力なテイクダウン・パウンドが武器のフェザー級版ヌルマゴメドフのようなスタイル。メンデスとは正面からのぶつかり合いでのスペック勝負になりそう。

ヴォルカノフスキーが間合いを詰めていく。メンデスはケージ際をサークリング。カーフキックを蹴るヴォルカノフスキー。入れ替えたメンデスがアッパーを打ち込む。間合いを詰めるヴォルカノフスキーに対しケージを背負うメンデス。ボディストレート。メンデス残り50秒でシングルレッグ。倒した。しかし寝かされずに立ったヴォルカノフスキー。間合いを詰めてジャブを打ち込む。首相撲から膝。手数はヴォルカノフスキー。メンデスもアッパーとパンチを打ち返す。ホーン。

1R手数でヴォルカノフスキー。

2R。また間合いを詰めていくヴォルカノフスキーだが、入ってくるところにメンデスの右がヒット。アイポークをアピールしたが拳の部分であり有効。追い打ちに行くメンデス。ワンツーが入りヴォルカノフスキーダウン!しかしすぐ立った。メンデスがパンチで攻めるがヴォルカノフスキーも打ち返しヒット。またプレスしたヴォルカノフスキーが右フックを打ち込む。もらったメンデスだがタックルに。テイクダウン。しかし押さえ込まれず立ったヴォルカノフスキー。メンデスパンチを貰い後退。メンデスシングルレッグ。テイクダウン。寝かされたヴォルカノフスキーはすぐ亀に。メンデスバックマウント。しかしヴォルカノフスキー反転して立った。パンチで攻める。メンデス失速。ヴォルカノフスキーの左ボディから右フックでメンデスダウン!KO!

一度ダウンしてから盛り返してのKO。体格・武器ともに同じ同キャラ対戦で上であることを証明した。