格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC234:第9試合・ハニ・ヤヒーラ vs. リッキー・シモン

バンタム級。ヤヒーラ15位。

大ベテランのヤヒーラがセミ前に大抜擢。バンタム級復帰以来7勝1敗で現在3連続フィニッシュ中ながら、ランカーとの対戦が組まれることもなく、常に前座での試合が続いていた。今回は2013年の日本大会での廣田戦以来となるメインカード登場。ただしまたしても相手はノーランカー。

シモンは26歳でUFC3戦目。初戦は2Rまでは劣勢だったが、残り1分でマウントからギロチンに捕らえてタイムアップまで絞め続けたところ、試合終了後に相手のデヴァリシビリが戦闘不能だったと認定され3R5分ジャストでの一本勝ちという前代未聞の結果に。前回はレスラーのモンテル・ジャクソン相手に組んでバックに回りテイクダウンを奪う展開で判定勝ちで2連勝。

じりじり間合いを詰めてケージ際まで追い込みパンチを打ち込んだシモン。ヤヒーラタックル。切られた。引き込むが立たせたシモン。ヤヒーラがフルスイングのパンチを見せる。シモンの左をもらったヤヒーラ。ヤヒーラタックルに入るがシモンの足に触ることもできず。ヤヒーラパンチで出ていくがシモンのカウンターをもらいダウン!ガードを取るがシモンが鉄槌連打。潜ろうとしたヤヒーラだがシモンが立ってスタンド。またパンチをもらいぐらついたヤヒーラ。倒れ込むがシモン立たせる。スタンドでパンチを貰っているヤヒーラ。まだダメージが残っている。タックルも止められた。ヤヒーラのパンチをかいくぐってテイクダウンしたシモンだが、すぐに離れて立たせた。シモンの左ハイ。ホーン。

1Rシモン。ヤヒーラのタックルは完璧に対応されているので厳しい。

2R。パンチで飛び込むヤヒーラにカウンターのタックル。ヤヒーラは半ば引き込み気味に下になるが、シモンは倒してもグラウンドには付き合わず立たせる。右を打ち込むシモン。ヤヒーラのレッグダイブを切るシモン。ヤヒーラがじわじわプレッシャーをかける。ヤヒーラのパンチがヒットし一瞬動きが止まったシモン。ヤヒーラパンチで追いかけていくがシモン距離を取る。前に出たヤヒーラだがカウンターで肩が当たり仰向けに倒れる。シモンやはりグラウンドには付き合わず。柔術立ちしたヤヒーラ。シモンテイクダウンすると今度はパウンドを入れる。残り時間がわずかでリードが微妙と見たか。ホーン。

スタンドでの手数ではヤヒーラ。最後のパウンドで印象がひっくり返ったか?

3R。タックルから引き込んだヤヒーラ。スイープや三角の仕掛けを外して立つシモン。タックルからシングルレッグにつなげようとしたヤヒーラだがやはり切られた。ボディにパウンドを入れて立つシモン。ヤヒーラパンチからタックル。切られる。ケージに詰めてパンチを入れるシモン。残り2分。ヤヒーラここまで印象が悪い。スタミナ切れもあるか。残り1分。組んでテイクダウンしたシモン。今度はグラウンドに付き合うが、密着して攻めさせない。残りわずかでパウンドラッシュしたシモン。タイムアップ。

最後にきっちりポイントメイクしたシモン。

30-27×2、30-25の3-0でシモン勝利。