格闘技徒然草

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UFC on ESPN+4:第4試合・モーリス・グリーン vs. ジェフ・ヒューズ

ヘビー級。

最後のTUFのヘビー級トーナメントで準決勝敗退し、フィナーレ大会の3位決定戦的試合に勝利したグリーン。身長201cm、リーチ208cmの巨漢で、フィナーレ大会ではテイクダウンを奪われたがガードから得意の三角でタップアウト勝利している。ただ、相手のレスリング五輪銅メダリストバティスタの対応がお粗末だっただけという気も。

ヒューズは昨年7月のコンテンダーシリーズに勝利しUFCと契約。両者は昨年4月にローカル団体LFAのヘビー級タイトルマッチで対戦しており、当時王者のヒューズが判定勝ちで勝利して防衛に成功している。

長いリーチからジャブを入れていくグリーン。ヒューズもジャブを打ち込みヒット。ボディストレート。グリーンが間合いを詰める。ヒューズ飛び込んでパンチを放つがグリーンのパンチをもらった。グリーンがケージに詰めてパンチ・肘を打ち込んだがクリーンヒットせず。グリーン組んでケージに押し込むと肘を打ち込む。離れて逃れたヒューズ。前蹴りを放つグリーン。残り1分。ヒューズがパンチ連打からタックルへ。ブラウン肘でこらえたグリーン。ヒューズ離れる。ヒューズの右オーバーハンドがヒット。終盤ヒューズがラッシュ。ホーン。

終盤のヒューズのラッシュで盛り返したか微妙。1Rはグリーン。

2R。ヒューズのワンツーがヒット。グリーンはジャブ、前蹴り。ヒューズがプレッシャーを掛けてパンチを入れていく。ボディブロー。グリーンちょっと効いたか。ケージまで後退。ヒューズがタックルに。引き剥がしたグリーン。グリーンのジャブが入りぐらついたヒューズ。グリーンチャンスだが追い打ちに行けない。距離を詰めようとしたがヒューズのパンチをもらう。終了間際にスピンキックを放ったグリーン。ホーン。

2Rグリーン。しかしラウンド終了後には疲れている様子を見せている。

3R。ヒューズが踏み込んでパンチを打ち込んでいく。グリーンは右ミドル、前蹴り。ローでバランスを崩すヒューズ。グリーンの左ミドルにパンチを合わせる。両者決定打がないまま残り1分。ヒューズのミドルをもらってグリーンが下がる。お互い打撃を出し合うがビッグヒットはないままタイムアップ。

3Rは僅差。1Rはヒューズもあるかもしれない。

29-28、28-29。29-28のスプリットでグリーンがローカル時代のリベンジに成功。

しかし両者とも上に行ける気配のない試合だった。ともにヘビー級では比較的若い方だし、まだキャリアも浅いので伸びしろはあるが。