格闘技徒然草

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UFC on ESPN+4:第5試合・グラント・ドーソン vs. ジュリアン・エロサ

フェザー級。 

2017年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCとの契約を勝ち取ったドーソンだが、禁止薬物使用の疑いにより昨年は試合できず。12月になり、禁止薬物使用がUSADAの管理前だった可能性があると結論が出て出場停止が解除になった。隣のネブラスカ州出身で大学もネブラスカ州立大。12勝のうち、3KO9一本勝ちと全フィニッシュしている25歳。

エロサはUFCでは夜叉坊に敗れてリリースされたが、ローカルでキャリアを重ねるとコンテンダーシリーズで勝利。その時点ではUFCとの再契約はならなかったが、昨年11月に階級上のライト級で同じコンテンダーシリーズ出身のデボンテ・スミスとの対戦で再契約。しかしハイキックでKO負けし何もできず。今回は本来のフェザー級での試合。

ドーソンタックル。テイクダウン。エロサが下から三角に捕らえる。抜けかけているがそのまま頭部に肘を入れる。抜いて立ったドーソン。エロサも立つ。ドーソンタックル。外掛けテイクダウンするが、エロサは下から蹴り上げて立つ。間合いを詰めるドーソンにパンチがヒットするがドーソンそのままタックルに入りテイクダウン。パウンドを落としていく。また蹴り上げから立つエロサ。ドーソンすぐタックル。リストしてオクタゴン中央まで持っていってからテイクダウン。パスを狙いつつパウンドを出すドーソンだが、なかなかパスできずパウンドもあまりヒットしていない。しかしそのままの体勢でホーン。

1Rドーソン。

2R。すぐにシングルレッグでテイクダウンしたドーソン。エロサちょっと倒されすぎ。1R同様下から蹴り上げて距離を作り立とうとするが、立ったところでドーソンまたタックル。ケージでこらえたエロサ。離れる。スタンドでプレスしていくエロサ。ドーソンまたタックルに入る。こらえるエロサのバックに回るがエロサ正対。ドーソン少し口が開いている。ローで足を払われこかされたがすぐ立った。ドーソンが組み付いていくが読まれている。カーフキックでまたぐらついたドーソン。ダメージというよりスタミナ切れか。エロサがパンチで出る。ドーソンも打撃に切り替えてパンチのラッシュ。右がヒット。さらにパンチで出るドーソン。プッシング気味に倒されたが、抑え込まれる前に立ったエロサ。エロサがパンチを打ち込みヒット。ホーン。

2Rは僅差。どちらに入ってもおかしくない。

3R。ドーソンシングルレッグから倒した。エロサ下から三角。捌いてパスを狙う。背中を向けて亀になったエロサからバックマウント。向き直りガードに戻したエロサ。ドーソン上からパウンド。エロサの足を捌いてパスするとまたバックマウント。チョーク。アゴの上で外された。しかしパウンドを入れる。また背中を向けるエロサ。肩固めをセットアップするが、背中側に回ってしまって決まらない。残り1分。エロサ疲れたのか、背中をべったり付けてしまい、立つ動きもなくなっている。ドーソン最後にパウンドラッシュ。タイムアップ。

30-26、30-27、29-26の3-0でドーソンがUFCデビュー戦を勝利で飾る。エロサのTDDの不味さにも助けられたが、常にアグレッシブに攻め続けた。