格闘技徒然草

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UFC on ESPN+4:第6試合・マリオン・ルノー vs. ヤナ・クニツカヤ

女子バンタム級ルノー6位、クニツカヤ9位。

UFC女子最年長41歳のルノーUFCのファイターであると同時に高校教師の顔も持つ。レスリング銀メダリストのサラ・マクマンに下からの三角で一本勝ちし、一気にタイトル挑戦者候補の一人となったが、前回キャット・ジンガーノ戦ではテイクダウンを12回も奪われ、下からの攻めも潰され完敗。

クニツカヤはUFCデビュー戦は階級をフェザー級に上げてクリス・サイボーグのタイトルに挑戦したが、ダウンを繰り返し完敗。2戦目は本来のバンタム級に戻し、ケージ押し込みで攻勢となり判定勝ちした。テコンドー・ムエタイがバックボーンだが、Invictaでの試合では下からの極めを狙う場面が多かった。

長身のクニツカヤが蹴りを入れていく。間合いを詰めるとジャブで飛び込んでそのまま押し倒した。下から三角を狙おうとするルノーだがクニツカヤ立った。ルノーも立つ。すぐに組んでテイクダウンを狙うクニツカヤ。押し込みながらボディに膝を入れていく。フィジカル差で削っていくクニツカヤ。離れた。ロー、前蹴りで攻めるクニツカヤ。バックブロー。クニツカヤのミドルをキャッチして倒したルノー。パウンド。ルノーは足関を狙うが、体勢に入れないままホーン。

1Rクニツカヤ。

2R。また組んで押し込んだクニツカヤ。ルノーがテイクダウンを狙う。倒せないが離れるとパンチで攻めるルノー。蹴りを入れるクニツカヤ。パンチオンリーのルノーに対し、クニツカヤはパンチと蹴りを打ち分ける。なかなか間合いに入れないルノー。クニツカヤが打撃で攻勢のまま2R終了。

2Rクニツカヤ。

3R。クニツカヤが蹴りで攻めていく。ルノーはリーチで劣る上にほぼパンチしかないので攻撃が届かない。ルノーが間合いを詰めてパンチを出していく。クニツカヤが組んで押し込もうとしたが引き剥がしたルノー。パンチの打ち合いが続くが両者決定打なし。ルノーの間合いを詰めてのパンチが当たるようになってきた。残り1分。クニツカヤも手は出しているがヒット率が低い。しかし時間がないタイムアップ。勝利をアピールするルノーだが…。

判定三者29-28でクニツカヤ勝利。

会場はブーイングだが、1,2Rクニツカヤだし妥当。