格闘技徒然草

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PANCRASE303:プレリミナリーファイト第9試合・前田浩平 vs. 平田純一

バンタム級3分3R。

アマMMAのIMMAFオセアニア選手権優勝の実績がある前田は格闘代理戦争にも那須川天心推薦として出場したが本来より上の階級ということもあり、優勝したユン・チャンミンに完敗したが、3rdシーズン決勝大会で行われたワンマッチではスプリット判定勝ち。今回プロデビュー。23歳。

平田は40歳でプロデビュー、昨年45歳でネオブラに出場したが一回戦負け。1月に46歳となった。プロ戦績4勝11敗。柔術バックボーンで、引き込んでのラバーガードが得意。

見合った体勢から平田のスイングフック。見切って組み付いた前田がテイクダウン。平田はいつも通りラバーを仕掛ける。ラバーで固定して肘。首を抜いた前田だがそのタイミングで立った平田。見合いで両者出ない。ホーン。

微妙だが下になってもずっと打撃を入れていた平田に入る可能性もある。

2R。スタンドでフェイントを見せる前田だが入っていけない。平田はパンチを出していくが見切られている。しかしそのまま組んで押し込んだ。前田が大内テイクダウン。下から仕掛けを狙っていく平田。前田はガードを解除して立ち上がりパウンドを一発落とす。さらに肘やパウンドを入れる前田。平田の腕十字は浅い。ホーン。

2R前田。しかし上からの手数がまだ足りない。

3R。スタンドでケージまで下がらせる前田だが、そこから手数が足りない。パンチで出た平田が自らバランスを崩し下に。ガードを取る。前田パウンド・肘。ハーフにした前田。前田パウンド連打。平田は凌ぐので精一杯。立ち上がってパウンドを落とそうとする前田だが、平田の足に阻まれ攻め込めず。タイムアップ。

判定三者29-28で前田勝利。1Rはやはり平田についたか。スーパーアマチュアの前田だけに、圧倒して勝ってほしかったところ。